不思議な淋しさに、さっきから動悸が止まらない。

これまでずっと一緒に暮らしてきた祖母が、本日、老人介護施設へと旅立ったのだ。



間違いなく、祖母はボケていた。いわゆる認知症がかなり進行していた。



あらゆることをどんどん忘れていくから、一緒に生活していたって、中身のある会話は一切できない。

家事は一切を母がやっているし、祖母は本当に「ただそこに居るだけ」の存在だったのだ。


だから、居なくなったからといって別に何が困るわけでもなく、今回の入所が決まった時にも僕は全く動揺しなかった。


それが今。


・・・こんなにも、僕は淋しい。





ボケていても、祖母は基本いつも「笑顔」だった。

そんな祖母を見ていて、つくづく「この人は本当にいいボケかたをしたな」と思ったものだ。



加えて、祖母の「外ヅラの良さ」にはかなりの定評がある。

おそらく施設でもすぐに人気者になるのだろう。


そしてもう2度とこの家で一緒に暮らすことはないだろう。




まさかこんなに淋しい思いをさせられることになろうとは。


ドキドキドキ(((゜д゜;)))アウアウアウ