四日市駅近く(三重県)の河原。
こないだのお花見の時の写真。日も暮れてきて、屋台の明かりと提灯が辺りをライトアップしている。
この日は、桜満開のベストタイミングで、しかも休日で、しかも風もない穏やかな晴天だった。
こんなのはもう「奇跡」といってもいいかもしれない。こんな機会、なかなか出会えるものではない。
今思い出しても、あれは実に幸せで穏やかな時間だった。
メンバーは僕を含めて4人。
内、夫婦が1組。奥さんは僕の10年来の友人で、只今お腹に新たなる生命を宿している。実にめでたい。
僕らはべつに盛り上がるでもなく、かといって盛り下がるでもなく、ただただ穏やかに、その時間を4人で過ごした。そして僕は、すぐに数本の缶BEARを空っぽにした。
ふわふわと時が過ぎる。
帰り道、僕は屋台でたこ焼きを買った。
別に食べたかったわけではない。だが、お花見の「気分」を満喫させるために、おそらく僕はあの時たこ焼きを買わずにはいられなかっただろう。
その後、駅近くの居酒屋で2次会をして、またなんかいろいろを食べた。で、なんかいろいろをしたあと、先輩のアパートに転がり込んで、僕は寝た。
僕は、桜の木単体に対して、実に「不感症」である。
おそらくそれは、
「どうせ来年も咲くんだろう?」
と多寡をくくっているからなのではなかろうか。
僕の目には、桜がちっとも「儚いもの」として映らないのだ。
・・・僕の「まんねり」とした人生は、明日も明後日も、たぶん延々と続いていく。
