つくづく・・・世の中にはいろんな人がおるな。


「事実は小説より奇なり」


とは、よく言ったものだ。


かくいう僕も、たまーになら、


「あれ・・・なんだかこれ、漫画みたいな展開だな」


という、不可思議な出来事や運命的な巡り合い・再会なんかを経験したことも、まあ、無くは無いのだけど、ただ1点・・・僕は、


「人の死」


とは、かなり縁遠いところで生きているな、とあらためて実感したんだ。



僕にはこれまでの人生で、身近な人間の死というものを体験したことが無い。


いや、無いわけでは無いのだけれど、例えばそれは、幼少の頃の微かな記憶の中のことだったり、また、老衰で天寿を全うして自然のままに亡くなる祖父の死だったりと、それは、


「違和感の無い死」


・・・というとヘンかもしれないが、とにかく僕は、人の死で悲しい思いをした経験が全く無いんだ。



だからさ、そういう「身近な人の死」を知っている人に出会うと、僕はなんだか不思議な気持ちになるんだ。


そして、そういう人に限って、一度ならず、何度でも、そういう事態に出くわしていたりするから、これまた不思議なんだ(・・・この辺、昨日ブログに書いた記事と似てる)。



・・・なんだろな。



エヴァンゲリオンで加持リョウジさんは「男と女はとうてい分かり合えない生き物同士なのだ」的名台詞を残したけども、同じように、「人の死」を知っている人と、それを知らない僕との間にも、なにか決定的な人生観・価値観の相違があるのではなかろうか。そんな気がする。



「人の死」を知ることで、きっと人は「死後の世界」ってヤツの存在を信じ始めるのだろう。


「人の死」を知ることで、きっと人は強くなり、マトモになり、涙もろくなり、深く考えるようにもなるだろう。


「人の死」を知る人には、何か妖艶な魔と魅が宿っていることがある。・・・その妖光は僕にはちょっと強すぎる(ポムじいさん風に)。




まあ、・・・それらは全て、僕の想像の範疇を出ないのだけど。


あひる