先週の土曜日の夜、僕は名古屋にいた。


短大時代同期の忘年会があったのだ。


参加人数は7名。僕以外はみんな女性である。


会場は、名駅近くの『こいこい』ってお店。「可もなく不可もなく」というお店だった。特に感動することもなければ、失望することもない、無難な感じ。僕はこういうお店は嫌いじゃない。


飲み放題付かに鍋コース¥4,000。車を使わずに、電車とバスで遠路はるばるやってきたんだ。


「とにかく今日は飲まなきゃ損だ」


そんなわけで、とにかくお酒を飲むことに集中していた僕は、気付けばべろんべろんに酔っ払っていた。


店を出て名駅で解散になったのが23:00。電車はあっても、その先のバスはもう終わっている。


僕は名古屋市内にアパート借りて住んでいる後輩の家に転がり込んだ。

その日に限ってその後輩は、名古屋市郊外にある実家の方に帰っていたのだが、僕が事情を話すと、「じゃあ、これからアパートに戻りますよ」って、わざわざ僕のためだけに部屋を開けに来てくれた。別に頼んだわけじゃない、完全な彼の自主的な行動である。


彼にはいつも感心させられる。僕に対して、エゴを超越した「忠誠心」のようなものを感じる。そんな彼のことを絶対に裏切りたくないと僕は気持ちを改める。

30分後、本当に彼は約束した駅に姿を現した。


アパート近くにあるラーメン屋に2人で入った。後輩によると、ここはあまり美味しい店ではないとのことだが、そんなことは関係ない。思いっきり酒を飲んだ後のラーメンほど美味いものはこの世にないのだ。

アパートに着いてからは、他にも友人や後輩などを電話で呼んで、電気を消して、男だらけ5名でのキャンドルトークを繰り広げた・・・ような気がする。このへんはあんまり覚えていない。みんなかけがえのない、大切な友人達だ。


そしてすぐに夜が明けた。


帰り道、僕は駅構内のトイレやバス停などでゲロゲロと吐きまくりながら必死の思いで家まで帰った。


酒ってのは本当に怖い。天国から地獄へのジェットコースターなのだ。


「もう2度と同じ過ちは犯すまい・・・」


これまでにも僕は同じような誓いを一体何度立てたことだろう。


またどうせ、やるんだろうな。同じこと。