「天空の城ラピュタ」
この作品を一度も見たことないって人、いるのだろうか。
もしそんな人がいたら、今夜TVでやるらしいから、絶対に見て欲しい。
・・・ぼくは見ないけど。もう台詞を暗誦できるくらい、過去に何回も見てしまったから。
ぼくの精神構造の重要な部分は、この作品によって形成された。
ぼくの目的地。ぼくの帰る場所。ぼくはラピュタを目指して生きている。
最近、何の気なしにラピュタのことを考えていたぼくは、ふと、ラストシーンの1カットがものすごく重要な役割を果たしていることに気が付いた。
そのシーンは本当にコンマ一秒くらいのものなのだが、それがあるだけで、現実にはあるはずのない「天空の城」に、見事なリアリティーを与えているのだ。「フィルムに生命を吹き込む」とは、まさにこのこと。それはもう、「奇跡の1コマ」だと思う。
ややや。
この作品をそんな分析的に見てはいかんです。
くだらないリクツを並べてたら、それよりもっと大切なものが冷めてしまう気がするから。