アメブロをやっている人にしか分からない話ではあるが、今回ぼくはペタ受付とコメント受付を封鎖した。
これは、ぼくの「弱さ」ゆえの行動だ。
誹謗中傷にあったとか、そんなんじゃない。むしろ、その真逆の理由で堪らなくなったといえる。
幸いなことに、ぼくはこのブログをやっているなかで、イタズラとか、悪質な嫌がらせとか、批判的なコメントやメッセージというものを、ただのひとつもいただいたことがない。
自分ではかなり刺激的な表現をしてきたつもりだが、批判を受けるためには、まだ足りないというのか・・・。おそらくは、まだそれだけ少数の人の目にしか触れていないという証拠なのだろう。
とはいえ、コメントやメッセージをいただいてそれを開く時、ぼくはいつも例外なく緊張をした。時には少し間をあけて呼吸を整え、またある時は、深呼吸をしてから音も立てずに出来るだけそーっとそれを開封した。
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今回のクロマニヨンズのアルバムは紛れもなく「傑作」で、ブルーハーツ・ハイロウズと、ほぼすべてのアルバムを聴き倒してきたぼくに言わせても、今回は歴代1、2位を争うのではないかと思わせるほどの名盤なのではないかと思う。
クロマニヨンズになって、歌詞からその意味性がどんどん失われていることに、多少の疑問もあったわけだが、この「モンド・ロッチャ」を聴いたら、そのすべての疑問が解決してしまった。
つまり、これは甲本ヒロトの「哭き声」なのだ。
全曲通して、ヒロトが大声で泣いている。ぼくにはそう聴こえた。
怒り・悲しみ・絶望・孤独・・・そういった「負」の感情から、感動や愛情、興奮などの感情まで、そのすべてをメロディーに乗せて一斉放射しているんだ。泣き声ならば、バリエーションも「うわーん」「えーんえん」「しくしく」くらいで十分だろう。そこに「意味」なんて要らないんだ。
そして、今回はそこに「ネガティブさ」が一切感じられないからまた凄い。それはまるで、人の死やあらゆる不幸なことをことごとく「笑い」に転換させてしまう超一流のコメディアンのようでもある。
終盤の「恋に落ちたら」なんて、ぼくの中ではもう、マーシー史上最高傑作である。
なんと、「あのね あの」という、このフレーズだけで一曲を押し通してしまうんだ。でもそこには、歌に必要な「全て」がある。めちゃくちゃドラマチックで、そして爆発している。
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さて、そんな名盤を、ぼくは自分の意思で買った。
おそらく、ヒロトが直接ぼくに電話をしてきて、「買ってくれ」と言われたって(そんなシチュエーションは絶対無いが・・・)、ぼくは欲しくないものは買いたくない。全然嬉しくもなんとも思わない。
ヒロトにお礼を言われたって、きっとピンとこない。その作品がぼくに快楽と幸福な時間をくれるから、それを買った。それ以上でも以下でもないわけだ。
ぼくとヒロトの関係ってのは、その程度のものなのだ。それはある意味、実に無責任で、薄情で、冷めた関係なのである。
ブログで「ペタ」と「コメント」のやりとりをする中で、ぼくはそんな冷めた(でも理想的な)作家と受け手の関係性を保てない自分がいることに気付いた。
「思いやり」とか「お付き合い」とか「同情」とか、どうしてもそういうしがらみがオマケとしてくっついてくるんだ。
だから一時避難をすることにした。
先のことはわからない。
すぐに淋しくなって引き返してくるかもしれない。
でも・・・。