ぼくは今、絵を描いている。
こんなの、一体何年振りだろうか。
何のため?・・・とくに理由はない。
理由なく絵を描くなんて、まるで「絵描きさん」みたいじゃないか。
でもそれって、ぼくがこれまで、ずーーーっと憧れてきた心境だ。
ぼくはずっと、ぼくに絵を描いて欲しかったから。
ずっとずっと、お願いし続けてきた。そして、その期待はことごとく裏切られてきた。
それだけに、ぼくにとってこれ以上の幸福は有り得ない。
ぼくには、お金とかオンナとか、いろいろ欲しいものはあるけれど、じゃあ、その中で一番欲しい物は何かといえば、それは間違いなく、「ぼくが(自分から進んで)絵を描いてくれること」とこたえるだろう。
つまりそれは、「ぼくがぼくの存在を許してあげられる唯一の時間」なのである。少々大袈裟に言えば、覚せい剤常習者にとってのクスリ、愛煙家のタバコ、みたいなものなのだ。
まあただ、この先のことはわからない。すぐにまた止めてしまうかもしれない。でも、・・・まずはとりあえず、だ。
それにしても、ブログをやって本当によかった。
過去の作品を改めて評価してくれる人達がいる。ぼくのお尻を蹴っ飛ばしてくれる人がいる。別に、その人たちのために描くわけじゃないんだけど、おそらく、何かしらの勇気とか、よくわからんエネルギーをその人達からいただいたことは、確かなのである。
さあ、ぼくよ。
思いのままに、絵を描け!


