ぼくが「宗教」をテーマにブログを書くと、にょきさんは必ず「音楽には宗教的要素がある」というような内容のコメントをくれる。


それが何故か、ずっとぼくの頭の隅っこに引っかかっていた。


そして或る時、ていうか先刻、


「はッ!」


・・・と、ぼくはヒラめいてしまったのである。それは、


長年のあいだ原因不明の悩みだった、ぼくの「LIVE嫌い」、その原因を見事に説明してしまう、そんな大発見だったのである。


今となってはもうハッキリ言えることだが、ぼくは「LIVE」が嫌いだ。つまり、もっぱらの「CD派(しかも音量は小さめ)」なのである。


もちろん「食わず嫌い」ではない。これまでに何度も重い腰を上げ、トライしてきたつもりだ。


最初のLIVE体験は「マリリンマンソン」だった。・・・高校生の時、かなりハマっていたのだ。

そして、お次は「モーニング娘。」だった。・・・これには諸々の事情があった。


そしてその後、ブレイク直前の「アジカン」、「ART-SCHOOL」、「ストレイテナー」、そして大好きな「クロマニヨンズ」などなど・・・割とメジャーなところではそのくらいだが、インディーズなどのマイナーなバンドのものを含めれば、その他に何回か「ライブ」というものを体験してきた。


そしてぼくは、それらのどの思い出にも、「楽しかった!」という記憶がないのだ。

つまりぼくは、心の底から「アンコール」したことがないのだ。それはもう、「お約束」に「お付き合い」する形である。終盤ともなればもうぐったりして、正直「早く終わんねえかな・・・」なんてことを思っていたりする。


そして、その最たるものは、忘れもしないあの夏の記憶。

「ROCK IN JAPAN2002」に参加した時のことだ。


炎天下の中立ちっ放しで数時間、必死になって待ち続け、やっと目当てのバンプオブチキンが出てきた頃には、ぼくの心境は明らかにもうドン底だった。


「ああ、自分とたったの3コくらいしか歳の違わない基央さんは、ステージ上であんなに気持ち良さそうに堂々と歌い、女子達の黄色い歓声を浴びている。それに引き換えおれといったら、その黄色い声の女子の一人、つまり目の前にいる女から、まるで痴漢の様な扱いを受けている。さっきから彼女のヒールがぼくの足をグリグリと踏みつけているんだ。・・・一体おれにどうしろっていうんだ。この最前列の密着状態でさ。別におれはアンタになんか触りたくないんだいっ、いやマジで!」


圧死してもおかしくないような「人の洪水」の中、遠ざかりそうになる意識でぼくはもう身もココロもボロボロだった。その後に行われた大好きなYUKIのステージを見ないで、そそくさと帰ってしまったということからも、その時のぼくが如何に満身創痍だったかがうかがわれる。




<疲れてしまったので、続きはまた明日>


つづく




ペタしてね