人は常に「魅力の更新」をしていかなければならない。これは特にハタチ前後の頃の僕が強く主張していた持論である。
それは悲しいことに人間が、何事にも必ず例外なく「飽きてしまう」生き物だからである。
いくら「ONEPIECE」の1巻が傑作だからって、
「SLAMDUNK」が大好きだからといって、一生毎日読み続けて、読むたびに感動して涙をす人はまずいない。
逆を言えばそれこそが、人間の、他の動物とは桁外れの進化(本当に”進化”なのかということは置いといて)を成し遂げるために必要不可欠な要素でもあるわけなのだ。「常にどこか満たされない」・・・だから、人は飛びぬけたスピードで変化・前進を続けることが出来る。
男女の恋愛にだって、そういう部分はあるだろう。・・・いや、僕にはある。
なかでも特に「アーティスト」、「作家」という肩書きを持つ人に対して、僕はそれをより強く求めていた。
だから僕は、アルバムにシングルのカップリング曲をあまり収録しないミュージシャン(つまりBUMPとか甲本ヒロト)が好きなのだ。つまり、「ネタが常に新鮮」で「焼き増しをしていないか」というところを結構目ざとく観察してしまうタイプなのである。
ただそうなると、今現在の僕なんて、もうまさに「アーティスト失格」ということになる。過去の作品にすがりついて、一切新作を発表していないのだから。それについては、自責と葛藤で今でもずーっと悩み続けている。
さて、僕が今回こんなことをなぜ書いたのかというと、それは前回の「おれバーチャル世界でも、やっぱりナンパ出来ズ」がなかなかの名文で、自分自身とても気に入ってしまったため(笑)、次の記事を重ねていってしまうことに、つい躊躇いを感じてしまったからなのである。
・・・こんなしょっぱなで、何を言ってるんだ、俺よ。
常に痛みを伴いながらも、ビビリながらも、決して立ち止まってはいけない。
椎名林檎も「ギブス」で歌っているだろ?『古くなった写真なんか要らない』ってさ(そうは言ってないか?)。
僕は常に前進を続ける人に強く憧れるし、自分自身をそのように持って行きたいと強く願っている!

