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日銀の「ゼロ金利解除」で短期金利が上昇しました。

オーバーナイト物の誘導目標が0.25%とされ、基準貸付利率(公定歩合)が0.1%から0.4%へと引上げられました。

これを受けて住宅ローンの変動金利タイプはどうなるのでしょうか?
現在は2.375%で、0.25ポイント引上げられるのではないかといわれていますが・・・。

そこで、長期固定金利で借りる場合と変動金利で借りる場合では、どちらがお得なのか試算してみました。

「フラット35」の場合は通常金利優遇はありません。
でも、民間金融機関の独自のローンは、キャンペーンで金利優遇される場合があります。
それで、当初10年間1%の金利優遇を受けると仮定したパターンも入れてみました。

 
 3,000万円を35年借りる場合・・・

●長期固定金利は「フラット35」の7月平均金利である3.226%を使用

●変動金利は5年毎にアップすると仮定し3パターン設定
     5年毎に0.25%アップ:スタートは2.375%~
     (ここからは当初10年間1%の金利優遇を受けると仮定・ブルーの部分)
     5年毎に0.25%アップ:スタートは1.375%~
     5年毎に0.50%アップ:スタートは1.375%~
     5年毎に1.00%アップ:スタートは1.375%~

長期固定金利の場合は35年間で支払利息の総額が約2,009万円でした。

変動金利の場合は、当初金利優遇を受けて、5年毎1%アップするケースのみ長期固定金利より総額が多くなりました。

借入金額が大きい始めの期間に金利優遇を受けられるというのは、やはり有利です。

一気に金利が上昇しなければ、変動金利タイプでもお得な場合があるんですねぇ。

お金に余裕のない家計だと変動金利タイプで借りるのはかなり厳しいと思います。

でも、金利がかなり上昇した場合に残債を返済できるような家計に余裕のある場合は、選択肢のひとつかなぁと思いました。

(追記)
ゼロ金利解除で、ますます住宅ローンは変動より長期固定!という論調が多い中、本当にそうなんだろうか・・・?という疑問から、ちょっと調べてみたわけです。
金利優遇があると変動金利タイプでも利息の軽減ができるんだなぁと意外な結果でちょっとビックリです。

でも、決して「変動金利タイプ」を勧めているわけではありません。結果論ですし・・・。
35年という長いスパンで市中金利がどう動くのかは「神のみぞ知る」です。

最近、住宅ローンの種類があり過ぎて何を選んだら良いのか迷う人は多いです。
長期固定と短期を組み合わせる金利ミックスもあります。また、団体信用生命保険に3大疾病保障や病気・ケガなどの入院保障といった特約が付くものもかなり出てきました。
これに、キャンペーンで金利優遇や保険料免除など絡んでくると、一体どれが有利なの?と言いたくなります。

住宅ローンは金利だけで選ぶわけではないことをお忘れなく・・・。