FPの無料相談会が開催されるときに、相談員のスキルアップ研修が行われます。

相談会の相談員に応募しているFPを対象に、相談の手順ややり方などを説明し、相談のロールプレイも行います。
なので、おもに相談員の経験があまりないFPが研修に応募されます。

最近ではSG(スタディグループ=FPの勉強会)でも相談ロールプレイを行うところがあり(わたしも2ヵ所に所属しています)、そこで自己研鑽できますが、以前はそういう機会もなかったので、こうした研修が行われるとわたしもよく参加しましたねぇ。

今回は、インストラクターとして相談者役をやってほしいと連絡があり、引き受けました。

研修会場に行ってみると、なんと応募してこられたFPはほとんど顔見知り!

SGでいつも相談ロールプレイをしているメンバーで、みなさん11月の相談会で初めて相談員をされた方ばかり。ほんとうに勉強熱心だなぁと感心しました!

わたしが相談者役としてお相手させていただいたのは初対面の方でしたが、すでに3回も相談者(おそらくメインではなくサブだと思いますが)をされているとのこと。

相談事例は「住宅取得と教育費について」

家族構成や年収、貯蓄額などお話して、いくらぐらいの家が買えるのか質問したところ、どうも要領を得ないので、これは何かヒントが必要と思い「わたしの年収ですといくらの家が買えますか?」と聞いてみると「年収からはわかりません。」と答えられてしまいました・・・。

う~ん・・・困った・・・

それから、いくつか質問してみましたが、やっぱり思うような答えは得られないまま、時間となってしまいました。

その方の様子がなんとなく変だなぁと思っていると、「これはテストなのですか?どうも試されているような気がしますが」とおっしゃるのです。
「いいえ、テストではなくどのように相談したらよいのか、スキルを身につけるものです。」というようなことを申し上げました。
研修で相談ロープレが行われることはご存じなく、このようなロープレも初めての経験とのこと。それで、戸惑っていらっしゃったらしいのです。

「さきほどの説明では相談員は相談者の話を聴くことが大切と言われていました。だからお話を聴いていればいいのかと思っていました。いろいろ質問されるとは思っていませんでした。」と言われ、かなりプライドが傷ついたというご様子で、途中で帰られてしまいました。

もしかすると住宅相談は苦手分野だったのかもしれませんね。

でもねぇ・・・どんどんロープレなどで練習しなければ、ちゃんと相談なんてできないと思うんですよね。わたしなんて、うまくできなくて恥ずかしい思いをしたことなんていっぱいあります!

だれでも恥はかきたくないです!そうならないためには知識と練習が必要と思いますネ。

それに、相談者ご自身のことを話していただくなんて、どんなに大変なことか!!
(なかなかプライバシーにかかわることなんて話してもらえないっすよ!)