今年は「人間回復の橋」が架けられて30年になるそうです。
この橋が架かる前は、泳いで脱走を試み、潮の流れが速いため溺れ死んだ人もいたとか・・・。


お友達の漫画家先生、古林海月さんの『麦ばあの島』を読みました。
近くの図書館にはなくて、購入希望申請したら
「漫画はダメ」と後になって連絡があったり・・・
紆余曲折の末、隣町の図書館で蔵書があり予約の上借りることができました。

全四巻、結構厚めの本で、なかなか重めのテーマですが漫画なので読みやすかったです。


※内容の一部を本ブログに掲載することを作者ご本人より許可を得ています


私は普通の本も「あとがき」から読むクセがあるのですが、
こちら圧倒されたのは参考文献の膨大な量!!

これ全部調べるのは相当なご苦労があったかと。
そして、現地への調査や関係者への取材等12年の歳月がかかったのも頷ける内容でした。
専門的な用語も多いのですが、丁寧な注釈付きで知識がなくてもなんとなく読んでいるうちにわかってきます。


作者の古林さんがこの物語を描こうと思ったきっかけは、以前公務員をしていた時にハンセン病の方に関わるお仕事をした経験からだそう。

昔はよく知られた病気だったかもしれませんが、最近では名前ぐらいしか知らない人も多いのでは?
古林さんご自身もお仕事をしていくうちに知ったことも多かったようです。


このコマの公務員のモデルは古林さんご本人だそう左下矢印
地味な感じで描かれていますが・・・
当時の実際のご本人はこんなにかわゆすたんだったようですよ(笑)




この物語は、取材した方々のドキュメンタリー的なものかと思いきや、古林さんが考えたフィクションだそうで、
さすがの創作力だと思いました。


戦後、新薬の開発により、不治の病から治る病気となったハンセン病(らい病)ですが、
だんだんと体が不自由になり見た目も変わっていく病は恐れられ、
罹患者は離島への隔離という形になっていたそう・・・

その島での生活でさえも、残された家族のために名前を変えてまで過ごさねばならなかったことなど
病気になっただけでも辛かっただろうに、
小さな子供も多く胸が締め付けられるような気持ちになりました。


悲しい場面ばかりではなく、
古林さんのブログ読者なら思わずクスっとしてしまう場面もところどころ散りばめられ、
そんなところを探すのも楽しかったです♪


人生の教訓になるようなお言葉も。



麦ばあの言葉。
『一番ひどい仕打ちは忘れてしまうことや』
これって、震災や悲しい事件、そして拉致被害者の問題などにも通ずることなんじゃないかなと。
古林さんご自身も阪神淡路大震災を経験されているので、そのへんの思いもあるのかな。


ちょっとお高い本なので、手軽にお買い求めくださいとは言いにくいのですが(;・∀・)

ぜひお近くの図書館で手に取ってみてください。
(ない場合は購入申請してみてね!)

学校図書でも次々取り上げられているようなのでお子さんの方が先に読んでいるかも?!


Amazonなどでは在庫状況によってプレミアム価格が付いている場合がありますが、
出版元のすいれん舎には在庫があって
定価・送料込みで電話注文できるそうです⇒すいれん舎 電話 03-5259-6060



右下矢印こちらにメディアに取り上げられた情報がたくさん左下矢印
https://ameblo.jp/komehaki/entry-12325610419.html

そして、

NHK岡山にて放送予定ビックリマーク

あの、岡山の奇跡キラキラ桜井日奈子(さくらいひなこ)さんキラキラ

ナレーションされたそうラブラブ

@okayama“人として生きたかった”~受け継ぐ ハンセン病元患者たちの思い~




桜井日奈子さんのブログでもご紹介ラブラブ
アニメーションで若き日の麦ばあの声をやられたよう音符

見逃された方、5月19日(土)午前7時30分~午前7時55分 再放送もあるそう!!



この時のように全国版で再放送を切望します!!