6. 鍵 | 通勤文学史

通勤文学史

片道20分、往復40分。
素晴らしき日本文学の世界へ!




谷崎潤一郎
1956年発行

6冊目は谷崎潤一郎さんの鍵。
どんな話か全く知らずに読みましたが…
…まあ、なんというか熟年夫婦の情事について書いてありました。

最初、なんだこの疑い深い夫は!!?(;゜Д゜)
なんだこの酷い妻は!!?(((;゜Д゜))って思いましたけど…
読み進めていくうちに、ああ、すごく噛み合った夫婦なんだなと思い直しました。
そして娘がまた理解できない…(´-ω-`)

人間関係が複雑でしたが、お互いがお互いを憎みつつ、
少し変わった感じで愛しているご家族でした。
心理戦が…家族なのにすごいです。
誰一人本音を語らない…!

うーん、若輩者の私にはいろんな事が理解できない感じでしたね…(´-ω-`)
マゾヒシズム??

最後どうなるんだろう、と思いましたが
終わり方がまた秀逸でした(°▽°)

いろいろな幸せの形があるんですねえ…
感想を一言で言ってしまうなら、「みんな変態だった」\(^o^)/