日本では決して食べられないフルーツを、手も実も洗わず現地人食べして、見事にお腹をぶっ壊した。フルーツとアンコールワットを天秤にかけて、結局アンコールワットには行けませんでした。
さようならカンボジア👋
日本に帰ってきて、今しか書けないカンボジアを私の感性で書き残しておきます。
観光するにはもってこいの乾季12月は、マイさんお勧めのシーズン。
高い太陽、かさついた赤い大地、パワーみなぎるたくさんの遺跡。犬は犬らしく、猫は猫らしく暮らし、牛さんは田んぼで刈り残しの藁をはんでるけどガリガリ。水牛は水場で楽しそうにはしゃいで水浴び。
濁った川の水。乾季の畑には川からポンプで汲み上げた水が撒かれて緑が保たれる。
賑やかで活気あふれる市場。生活臭。人、車、バイクが縦横無尽に行き交う道路。ハンモックでお昼寝。
医療保険はなく、お医者さんの医療も怪しく高い、ちょっとした病気になっても我慢して、最悪薬局のフランス製のお薬を飲んで耐える。
コロナ禍でも同じ。
お金持ちはタイの医療を受ける。
短命だから、神様に必死に長生きを願う。
川岸にはペットボトルやプラスチックのゴミ。恐らく川に張られた大量のネットは、ゴミが下流に流れていくのを食い止めるため?これ見たら自分のゴミは自分の国に持って帰りましょと思ってしまう。
夜には虫の音が響き渡り、カンボジアの人の耳にはどの様に聞こえるんだろうと思いを馳せる。
コンポントムのホテル朝5:30から定期的に流れるお経?音楽?
やっぱり昔の日本なのかなぁ。人々が熱気に満ちている感じ。闇も光も希望も欲望も悲しみも願いも慈しみも何もかも全てごちゃ混ぜになってる国。
先人たちが残した遺跡たちの圧倒的なパワーと人・食のエネルギーは、私には強すぎて、受け止めきれなかった。でも次男はこの強烈なエネルギーをぐんぐん吸い取っていく。この適応力に、ああ、この人は外に出ていく人なんだって感じた。
私の今回の旅の目的の一つ、次男をカンボジアへ連れてくる!は無事に達成できた。この後次男にどんな変化が現れるか、とても楽しみだ。