12月4日(日)、毎年恒例のみかん収穫お手伝いイベントが『ヤマゴ果樹園』竹内 明仁さんの圃場で開催されました。
当日は、みかんの収穫のお手伝いと併せて、果樹園内で果実の説明があり、
野菜ソムリエとして活動するための素晴らしい学び(インプット)の場となりました。
(と、言いながら僕は完全に楽しんでいました(笑))
そうだ。
自己紹介がまだでしたね。
この活動報告を書いているのは、11月に野菜ソムリエの試験を受けて、合格発表待ちの「野菜ソムリエ(見習い)」の岡部♂です。
コミュニティあいちに登録されている野菜ソムリエの先輩方、よろしくお願いします^^
さて、早速ですが活動報告です。
毎年恒例のみかん収穫お手伝いイベント・・・
やっていることは毎年同じでしょ?
それなら、内容も一緒だよね?
と思って読むのをやめようと思ったそこの先輩!!待ってください!
イベントの内容は一緒でも書いている人が違うので、きっと面白いですよ(たぶん・・)
というわけで、印象深かったことを抜粋して書かせていただきます!!
毎年参加されている先輩は、「当たり前のこと書くなよ~」なんて言わないで突っ込んでくださいね。
さて、実際にみかんの収穫をお手伝い(試食・・・)して発見したことがあります!
「ち・・・小さい方が甘いんです!!」
あ、知っていますよね。失礼しました(笑)
次は、どうでしょう。
「皮が厚くてボコボコしているのは、味が薄かった!!」
うーん。これも先輩方は知っていることばかりですよね・・・
どうやら、見習いの僕では、先輩に勝る発見はできませんでした。
でも、僕は参加した先輩に教えてもらいました!!
先輩曰く
「果実に繋がっている枝(軸)が細い方がいいよ^^」
とのことでした。
後日調べると、枝(軸)が細いほど、すなわち、ヘタの切り口が小さいほど、果実が甘い傾向があるそうです。
ヘタの切り口が大きいみかんは、木になっているときに果肉にたっぷりと水分が送られやすく、大味になりやすいのに対して、切り口が小さいみかんは水分があまり果肉に送られず、味が凝縮されて甘味が強くなるのだそうですよ。(わー!勉強になったー)
こういうことを、自分の知識・経験として持っておくと、小さなみかんの価値を大きくするために発信(アウトプット)するときに役に立ちそうですね!!
先輩!勉強になりました!!ありがとうございました^^
収穫のお手伝いの後は、果実の説明がありました。
僕の印象に残っているのは「不知火(しらぬい)」の説明ですね。
不知火の収穫時期は1月末から2月にかけて。
竹内さんは
「その頃になると、果実にも霜がおりてしまうため、去年は早めに収穫して、追熟させたけれど美味しくなかった(すっぱかった?だったかな)。だから、今年は適切な時期まで収穫をせずに木に生らせておく。枝葉の奥にあれば霜もおりにくいでしょ。実験だよ。」
と仰っていました。
僕がすごいと感じたのは「実験だよ」と、軽く言ったこと。
1年に1回の収穫で実験ですよ。そんな軽く言えるんですか!?
他の産業だったら、短期間で失敗を繰り返して、製品を完成させるのに。
農業では1年に1回の実験で良い果実を目指していく(一部を除く)。
「美味しいものを作り出すのは、本当に大変だな。」
と、改めて感じました。
実験の成功が楽しみですね!!🤤
不知火の収穫!手伝いに行かなくては!!🤤
不知火の実験が成功したら、美味しい不知火に生産のストーリーがついて、付加価値がつきそうですね!!
楽しみです!!
と、長々とお読みくださりありがとうございます。
活動報告とは名ばかりの、僕の日記みたいになってしまいましたね。
失礼しました(笑)
終わりに
野菜ソムリエの資格もない僕でしたが、先輩方が暖かく迎えてくださり、楽しくイベントを過ごすことができました。
正直、最初は一人では不安で、黙々と収穫をすることになるのではないかと思っていましたが、杞憂でしたね。
これから、他のイベントにも積極的に参加し、多くの経験を積んでいきたいと思います。
まだお会いしていない先輩方!ぜひ次のイベントでお会いしましょう!
追伸
参加したくても、諸事情により参加できない方もいると思います。
また、コロナ禍が終息していない中でもあります。
皆さんのご健康、そして回復を祈っております。
ご自愛ください。
野菜ソムリエ(見習い) 岡部 史彦
(2022年12月7日 無事に合格通知が届きました。野菜ソムリエになりましたー。)