「コミッションワーク」という言葉をご存知だろうか?

アートの世界ではクライアントから依頼されて創る作品を「コミッションワーク」といって分類する。よくあるパブリックアート(公共空間に設置する芸術作品)等、地方自治体がアーティストに依頼するケースがそれだ。

 

けんちく家はコミッションワークを分別しない。(稀に居るけど)

住宅でも建築家作品展なんかに出展されると生活感を見事に消し去り、作品に変貌する一方、アーティストが自分の住まいを創る時、過度に作品にしないことを選んでいるケースは多い。けんちく家の自己主張が疲れるからだ。

 

住み手が自己実現の一助として住宅作品を望むことは否定しないが、けんちく家の自己主張しか見えないものには違和感がある。

若い頃に住宅を設計し、有名になって大規模建築を手掛けるという、わかりやすい建築家サクセスストーリーが消滅し、住み手も「所有しない生活」を志向する世代が増えている今、ビフォーアフター終了は示唆的だ。

 

http://www.daily.co.jp/gossip/2016/11/27/0009703740.shtml