鉄塔屋はリアルでも通信関係の工事やシステムインテグレーションを行っているのですが、今回の震災で東北方面の通信ネットワークがガタガタになり、今でも完全復旧とまでは言っていないのが頑丈かと思います。

そんな訳で「あの日」から工事会社出身の私は被災地の最前線で回線復旧のため、救出作業も原発が危険な状態(あ、今でも決して安全とは言いがたいですが…)トップで最前線に派遣されると思っていたのですが、今だにネットワークセンターでの簡単な工事とシステム設計のみという日々。正直「計画停電や震災デマで米が買えない!」といったちょっとした事態は経験をしましたが、ホントこれで自分の仕事は被災地の人の為に役立っているのだろうか?と自問自答を繰り返しています。

何故、派遣されるのは新人君や現場のイロハも知らないメンバーで、工事スキルのある自分じゃないの?と、イライラとストレスが日々溜まり、嫁に愚痴り…精神状態がアップダウンするという最悪な状態でした。

今でも出番が回ってこないとイライラもするし己の無力感から仕事への愛着心も削がれるところはありますが、一時期ネットで話題になった下記のBlogを見て少し気持ちが収まりました。

※参考Blog(オリジナルは既に削除されているのでコピー先にリンク)
被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ~僕の浅はかな経験談~
【全文】及び【ご本人のコメント】
http://http://sazaepc-tasuke.seesaa.net/article/190994919.html


冷静に考えると、周りが次々と被災地に入って活動を行っている最中、自分だけが取り残されたという歪んだマイナスイメージと変なプライドに加え、自分一人が行っても何も解決できないのに、自分だけ震災復興ミッションから仲間はずれにされたと「勘違い」をしているところが問題なんだよねぇ。

要は己がちょっと特殊技能を持っている故に、被災地活動をしたという達成感を味わいという邪まな感情…

何か「やらない偽善」より「やる偽善」レベル以下の醜い発想だなぁ~と、激しく後悔中。

本当に必要になって出動要請が来たら、そんな醜い気持ちではなく胸を張って「本当に現地に役立つための貢献」をしてきたいです。