髪の毛をカットしにいって美容師さんと新人教育の話になりました。


「今の若い子は褒めて育てないとね。打たれ弱いから」と言ってました。


若い人に限らず、仕事で注意や指導をするときはサンドイッチ形式で言葉をかけるときつくなりません。


褒め言葉→注意または指摘→褒め言葉や期待の言葉。


こうして褒め言葉や期待の言葉で挟みます。


これを実際やっていたのが大学の先生でした。


先生はアメリカの生活が長かったので授業にコーチングを取り入れていました。


英語の授業で質問の答えが間違っていると、


「すごくいいところに目をつけたね。惜しいなー、あともうちょっとで答えに辿り着くよ。ここをこうするともっと良くなるよ」


言葉のサンドイッチを生徒に合わせて変えていました。


否定をされないというのは前向きになれるし、もっと考えればできるかも!と思えます。



美容師さんとなぜこのような話になったかというと、仕事で新人を注意をしたそうです。


「休憩室の小さな窓から逃げ出したのよ」


ええええーっ!


休憩室に入ったまま出てこなかったので、呼びにいったら小さな窓から逃げ出して、連絡も取れず二度と戻ってこなかったそうです。


出入口はお店の正面、1か所しかないのでこっそり出ていくには休憩室の窓から出るしかありません。


耐えられないことがあったのか、他の美容師さんに会いたくなかったのか黙って消えてしまいました。


まるで映画やドラマのようです。


窓から逃げだすなんて驚きました。