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​労働局が会社に連絡してから2ヶ月が過ぎました。話し合いの約束を反故にされてしまい進展がないまま時間だけが過ぎていきます。〈11〉

会社の担当者の不誠実な対応に心が折れてしまったメンバー。無理はさせられないので、全面的に前に出るのを控えてもらい後方支援でアドバイスをもらうことにしました。


他のメンバーに私は「大丈夫、まだまだ耐えられるよ」と伝えました。3人も「OK!今度は私が交渉をかわるよ!」と言ってくれました。頼もしいかぎりです。


もともと一筋縄ではいかないと覚悟していました。何かを成し遂げようとすれば必ず厳しい局面にぶつかります。後退することもありますが、また前に進めばいいと思っていました。


冷静に、そしてなんとしても踏ん張る。


メンバーとパートのみんなから証言を集めたとき、こんなに耐えていたんだ、そんな酷いことをされたのかと胸が痛くなりました。


そして、パワハラと労働基準法違反をしている2人をなんとかしたいという必死な思いが伝わってきました。


この時、私とメンバーは、とても大きなものを背負ってしまいました。


今さら、「ごめん、やっぱり無理だった」絶対そんなことは言えない。みんなのためにもやり遂げたい。途中で放りだすことはできません。


押してもダメなら引いてみる!これまで一気に押し続けてきましたが、こちらも条件を提示してみるのはどうか?と考えました。


労働局から「手持ちのカードは一気にださないこと!」と言われていました。すでに2ヶ月が経過したのでカードを切るときだと思いました。


労働局の田中さん(仮名)がこれまでも何度も連絡をくれていました。私たちを見捨てないという姿勢が伝わってきましたし、よく支えてくれてとても嬉しかったです。メンタルサポートという感じです。


田中さんから再度、話し合うよに言われたので労働局からの指示というのを会社に伝えて、なんとか次の日程を決めることができました。


さらに数名、出席するというのを聞いて、次の話し合いがきっと鍵になると思いました。


労働局が後ろ盾になっているので、このまま知らん顔はできないはずです。


そして、この先は根回しが重要だと考え、大きな賭けにでることにしました。



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