会社の担当者Aさんと話し合いをしました。
パワハラ、保険加入拒否、有給の付与、未払いの賃金など、さまざまな問題について報告しました。
そして、労働局からは本人たちに謝罪もするように申し入れてあります。
これらの問題を起こした2人と、その周囲の人たちに会社が聴取をするということで私たちは危機感を持ちました。
以前、隠蔽されたときに嘘をついて周りを信じ込ませたのと、周囲もこれに加担したのです。
一度、嘘をついてごまかすことに成功していると、また同じ手を使うはずです。
一部の人たちが騒いでいるだけ、あとのパートはなんとも思っていない、と言いかねません。
パワハラをしている2人とその周囲に事実確認をするのは理解できます。しかし、事実を語ろうとしない、私たちパートの話を聴く耳がない人の言葉を鵜呑みにされては、またなかったことにされてしまいます。
こちらも見過ごすことができないので対策を考えることにしました。
そこで、これまで踏みつけられてきたパートさんたちに協力してもらう作戦です。
虐げられた人たちが大勢います。これまで水面下で動いてきましたが、私たちが労働局に行ったことを公表して、パートさんの声を集めることにしました。
そこで新たな証言や事実が出てくる可能性があります。
ここから時間との勝負です。聴取をしている間にパワハラと労働基準法違反をしてきた2人に対抗できるように私たちも準備をすることにしました。
会社と話し合って失望したのは、労働局から指導がはいってもすぐに改善されないことです。
パワハラの対応も皆無で、杜撰な危機管理が浮き彫りになりました。
メンバーの1人が言いました。
「その程度の会社だったのよ。だからこんなことになってる。わかっていたでしょ」
一筋縄ではいかない。長期戦になるかもしれない。長くて苦しい時間を過ごすことになるだろうと、この話し合いでわかりました。
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