今の自分にとって、

“自分以外の、誰か他人ばかりが競争相手じゃない。”

最近は、特にそれを強く感じる様になってきた。

どういう事かというと、今の自分自身にとって一番の競争相手とは、

“自分自身(の心の弱さ)”

でもある、という事です。

正確には、

競争というよりは、“葛藤”

と言った方が、正しいかもしれません。

自分の心は弱い。

だが、

“自分は、そんなものに負けたくはない!!負けてられるか!!

と思う、気持ちもある。
…思う気持ちもあるが、実際の自分は、多くの場合それに負けてしまっている。

そして、それが原因で現状に至らせている。

自分自身の責任ではあるが、

とても悔しい。

そして、

その様な自分自身を、とても腹立たしく思う。

少なからず、人間誰しも心に弱さもあるだろう。
だが俺は、

面倒な事や、しんどい事・辛い事は嫌。

と、それらから逃げようとする、

“怠惰な心”

過去に囚われ、これからの未来の事ですら、行動する前から心配や不安を覚え、悩み、結局怖じ気づいて行動出来ない。

人に否定され、傷つく事や、言い争う事で関係を悪くする事を恐れるあまり、自分の言いたいことを言えなくなる。

“臆病な心”

頭で考えているだけ、口先だけでなかなか行動が伴わない。

行動しても、覚悟が定まらない。

“愚図な心”

それらの存在が、俺にはとても許し難く、腹立たしい。

仮にも、俺は大人だ。

人や社会にどう見られ、どう責められようが、その責めは自分自身が責うものだから、人や社会のせいにしようとは思わない。当然だ。

だが、やはり腹立たしい。

責める人や社会に対してではなく、自分自身に対して。

そして、

人と比べてしまうと、尚更それを強く感じる。

人の頑張ってる姿は、自分にとって励みになる。
“自分もその人を見習い、負けない様頑張ろう。”

だが、そう思う反面、自分自身の頑張りが足りないと感じると、自分自身へ責めも感じてしまう。

“多くの人は、それらを背負いながらも生きている。何故なら、逃げていては生きる事が出来ないからだ。”

“それなのに何だ、自分は”

“こんな事ではダメだ”

とね。

だから、自分の競争相手(というより、敵・ライバル)は

“自分自身(の心の弱さ)”

という訳なんです。

そんな今の自分のキーワードは、

“己に打ち克つ心=克己心”

です。