28日は、尊敬するサックスプレイヤーK氏率いるアンサンブル集団のコンサートにお邪魔してきたわけですが、K氏の演奏をお客として生で聴かせていただくのは3、4年ぶり
お会いするのは2年ぶりかしら..というご無沙汰っぷり
毎年この時期にコンサートを開かれているのだが、ずっと行けずにいました
最後にコンサートにお邪魔したのは、上大岡でのカルテットの時ですかな
あの時のカルテットメンバーの方もいらっしゃり、Tenorの方と少しだけですがお話しできたのも嬉しかったです
今回はサックス15重奏とカルテット2組、最後に再び15重奏でしめるというプログラムで、15重奏はソプラノ3本アルト4本テナー4本バリトン4本という編成
師匠K氏はもちろんファーストソプラノ
他の方も有能なプレイヤーですが、K氏の音はずば抜けていました
ずば抜けて鳴りがいい
ずば抜けて濃厚
ずば抜けてエロい
素敵すぎますK氏
K氏率いる大御所カルテットの選曲は、聴く側にとって難しい部分のある曲だったように思うが、そんな事を感じさせない説得力が鳥肌もんですよ
アンコールのオペラ座の怪人も、とても素晴らしかった
私がサックスを始めて一番最初に吹いた大編曲がオペラ座だったのもあり、なんだか思い出に浸ってしまった
MCもくすっと笑える辺り、K氏らしい
来年も聴かせてもらいに来ねば!
コンサートが終わり、ひまわりの花束を持ってK氏にご挨拶に
開口一番
もう立派な大人の女よって感じだね
とお褒めの言葉をいただきました
K氏もなんとなく老けた..と言いたいところだが、全然かわっていませんでした
出会った頃から全く変わらない..K氏七不思議の一つ
君がこんなにマジメになると思わなかった
とかなんとか笑いながら話すK氏
同じような事をメールにも綴ってくださったのだが、高校生だった頃の私をご存知のK氏にとって、今の私は驚くべき変わり様らしい
この言葉は、かつての私がよほど不真面目だった、とも取れるが
私には最高の褒め言葉のように聞こえて、ニヤニヤニヤニヤしていました
初対面の方に
あなたとっても素敵ですね!
と言われたら誰だって嬉しいけれど、
久々に再会した方に、ましてや、かつて大事な時間を共有した方に
あなたとっても素敵になったね!
と言われたら、飛び上がるほど嬉しい
これからも日々成長していく私に、乞うご期待!であります
とかなんとか、別に"素敵"って言われたわけじゃないのに大袈裟な事を考えたりしました
話は飛びますが、K氏に出会わなければ得られなかったものがいくつもあります
舞台にのぼって演奏をして、拍手を浴びるあの気持ちよさは、14歳の時に部活でソロを吹かせてもらった時に味わったけれど、それだけでは味わえないものをたくさんたくさん経験させてもらいました
堪えきれず舞台の上で泣いた事も、指揮棒が振り上げられた瞬間の身震いも、体が勝手にスウィングしてしまう衝動も、
自分の内側から溢れでる何かで満たされる快感は、全てK氏に教えていただいたように思います
何年も前の話だが、K氏の隣で演奏させていただく機会がありました
私はその時、ファーストテナーを吹かせてもらっていたのだが、あまり見せ場のない曲
初見の時からすでに乗り気ではなかったのだが、K氏の吹くアルトソロをま隣で聴いた瞬間、ぶるっと鳥肌がっ
この時に、K氏の音楽についていきたい!と思い、本番までの間その曲ばかり練習していました
本番を迎え、指揮棒が上がる瞬間からひたすら片耳でK氏の音を追いかけていました
K氏の本番の音楽は、言葉では表せないくらい迫力のあるもので、今にも泣きそうになるくらいアドレナリン大放出の私でした
今はサックスのサの字も感じられないほどしばらく吹いていませんが、あんな演奏を間近で聴けたこと、その音楽の一部になれたこと、今思い出しても幸せな気持ちになります
K氏は
そりゃ何十年も練習してたらうまくなるよ
とおっしゃっていたが、その何十年の間ずっと一生懸命に向き合ってこられたのだなあと思いました
私も負けていられない!
一年に一度、こうして再会できる幸せをごほうびに、私なりの一生懸命を大切に続けていこう、と思ったのでした
