あたしはすぐに、どこかで間違ったんじゃないかって思う。
ほんとはあっちが正しくて
今までしてきたことは間違いなんじゃないかと思ってしまう。
嘘の部分が過大して
ちょっとのしくじりで前が見えなくなる。
上手くいかんと失敗ばかりが頭の中に…
それ以外のことは考えられなくなる。
やっぱり、いつかどこかで間違えたのか…そう思う繰り返し。
『僕等がいた』という女子マンガのなかでこんな文章があった
できることを精一杯やっただけだ
嘘もない
間違いも
しくじりも
失敗もない
時が流れてしまっただけなんだよ
あぁ、そっか……無情にも過ぎる時の中で
それでもあたしはいつだって精一杯やってきたはずだ。
だからもう、どこかで間違えたんじゃないかって思うのは止めにしよう。
間違いかどうかなんて今はわからなくてもいい。
その答えはこの命が終わるときに、わかればいい。
それでいて、なんだよもう~って死にたいわ。
