拝啓・・・・・友よ
風の冷たい寒空の下・・・きみは死んでしまった・・・。
あたしは涙で前が見えなくなった・・・。
きみがこの世からいなくなって、もう4年になる。
あの日から季節は流れ流れて、ほら……また冬が来たよ。
幾度、季節がめぐろうと・・・きみを忘れることはない・・・。
もう二度と会えない・・・。この悲しみは消えなくても・・・。
それでも、あたしは今日をせいいっぱい生きていよう。
そう思えるようになるまで、こんなにも時間がかかった。
きみは笑うかな。
今日は、ちょっと泣きそうだ。
でも明日になれば、またあたしは笑うんだ。きみのぶんまで。
友よ、いつかそっちの世界でまた逢うその日まで・・・あたしはあたしなりに頑張るよ。