昨日の夜、近くの映画館のレイトショーで見て参りました。


『THE 4TH KIND』

http://wwws.warnerbros.co.jp/the4thkind/


ナイトクルージング


ミラジョボビッチーーー!



一応ネタバレということになると思いますので、

これから観ようと思ってる方は読まないで下さい。

ま、これ観るならカールじいさんと空でも飛んじゃったほうがいいと思う。あ、言っちゃった!






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まず、観終わった私が思わず言ってしまった一言。

「そっちかよ!」



冒頭から、ミラ・ジョボビッチがミラ・ジョボビッチとして出てきて、

そして警告。

「信じるか信じないかはあなた次第。」

「記録映像の中にはかなり衝撃的な映像が出てきます。」


ミラ・ジョボビッチ演じるアビゲイル・タイラーが、亡き夫の研究を引き継いで

アラスカ州のノームという町の不眠症患者と面談しつつ、

謎を解いていくというストーリー。


公開されて間もない上、公式HPにもストーリー出てないしっていう状況で、

判っていたキーワードが「不眠症」。

あたしはてっきり人間の中の精神的なものの恐怖?を

描いてる映画だと思ってたの。


今回”映画”として演じているシーンと”記録映像”のシーンを並べて、

同じセリフで進んでいく様子は確かに怖かった。リアルだし。


あ、あとアビゲイル・タイラー本人(役?)が

監督からのインタビューを受けるっていう形で出てくるんだけど、

この人がまた怖かった!顔が!顔色が!

ティム・バートンの『コープス・ブライド』の花嫁に似てた。夢に出てきそう。


催眠療法で寝ている間に何が起こったのかを知った不眠症患者が

パニックになっちゃって

嫁と子供を撃ち殺して自殺するシーンの”記録映像”も出てくるんだけど、

またこれもリアルで、撃った瞬間モザイクがかかったりするのよ。

うわ!みたいな。




まあ結局、あたしが思ってたような話ではなくて、

言っちゃえば宇宙人の話でした。

なんだよー!


不眠症の人たちは、

夜中に宇宙人に拉致されてその間の記憶を消されてるから、

催眠療法でそれを思い出してパニックになっちゃうんだって。

ふうん。


アビゲイル・タイラー自身も宇宙人に拉致されて、

娘を奪われたらしい。

「映像は嘘をつかない。」

って、あの怖い顔で言ってたけど、

そうそう!それなんだよねー。


宇宙人を信じる信じないっていう話はとりあえず置いといて、

あの”記録映像”は本物なの?

アビゲイル・タイラーって実在するの?

ノームでの事件って実際に起こったの?

ていう疑問。


帰ってきてから思わずネットで調べてしまったぜ。あー負けだ!

でも結果、わかりましたよ。

うん、ぜひ気になったらWikiで調べてみてください。


こういう後から調べるっていう楽しみ方が出来るのはいいけど、

あたし個人的には期待はずれ。


怖かったのはあのアビゲイル・タイラー(役)の彼女の顔だけ。

ビクってなっちゃったのは認めますが、あれは映画館の音響効果だね。