ニセンに借りた宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」。


読み始めたものの、イマイチのめり込めず、

おととい買った白石一文「僕のなかのこわれていない部分」を先に読み終えた。


↑コレ、文庫版の装丁。

内容(オビでちょっとわかって)と装丁が合ってなくて、

なんか気になりません?


うーんと、うーんと、面白かったのか面白くなかったのはチョー微妙。

主人公の主張やら、古い思想家からの引用が

長々と2,3ページにわたって続いてたりするので、

きついひとにはきついだろう。


内容的にもあんまりオススメはしないよ。

まあ、好きじゃない。




やっぱり文庫だと間違いが多い気がする。

後ろのあらすじの書き方がうまいんだ、きっと。ずるい!



ハードカバーならだいたい9割の成功率。


小学校の真ん中くらいで江戸川乱歩をひたすら読み、ハマり、

本の虫人生もかれこれもう十数年。


暇があれば本屋、

暇がなくても本屋、

本屋にいたら時間を忘れて遅刻したことも数知れず。


もう、今では本屋に行くと、自分のための本がわかるんだよ。

おおげさじゃなくほんとに!

装丁から表紙の字体、中身の字体、冒頭のひとこと。

それが自分にしっくりきたら、それはあたしのための本だ。

これでビビビっときたものは絶対外れない。

自信アリです。


しっかしほんと、なんで男に対するビビビは間違いだらけなんだろう。

あっ!

っていうかそもそもビビビきたことないや。へへへ。



そうそう、で、ブレイブ・ストーリーなんだけど、

今、やっと上巻を読み終わって、面白さがわかってきたよ。

きっとこれから中巻、下巻とヴィジョン(?)での冒険が続いていくんだろうね。

まあ読むよ。

むしろ、現実世界(?)でのどろどろのほうが興味あったりー。

昼ドラだいすきオバチャン的に。



あ、そうだ。

江戸川乱歩で思い出した。


この前、変態サックンとも話したんだけど、乱歩の話の中で、

「だいすきで自分のものだけにしたくて、手足を切っていもむし状態にしちゃう」っていう話、

あれ、なんていう題名だっけ?

誰か知ってる?

ずっと「いもむしの話」って言ってたんだけど、なんか違うような気がする。


たまには初心にかえって、乱歩なんて読んでみるのもいいネ!



BGM: QUESTION GIRL / 野宮真貴