前回、社会民主党への批評で、
憲法改正という観点で批評しましたので、
今日は、その続きとして、
わが仮想の一人政党 = 共和党では、
憲法改正をどう考えるか、についてご紹介させていただきます。
共和党では、
憲法改正は、時期尚早すぎる、と考えます。
まだまだ、少なくともあと5世代ほどは現行憲法をテストする必要があると考えます。
つまり、少なくともあと200年くらいは、今の憲法を遵守していかないことには、そもそも憲法というものを持ったということにはならない。
憲法とは、そういうものだと考えます。
上書きを許したら、「憲法」とは呼べないのです。上書き変更できない決まりのことを憲法というのですから。
ですから、
憲法というものは、それを置いている国民からは相当の敬意を払われてしかるべきものなんですね。定着には時間がかかるし、時間のなかでもっとテストされていく必要があります。
その意味で、
「憲法を改正しよう!」 は、
「日本を上書きしよう!」、 ということにほかなりません。
これは、
「これまでの憲法を持つ日本へは、敬意を持たない」、というのと同義です。
だとすると、
「とりもどすべき日本」とは、現憲法制定前の日本、ということになりますね。
ですから、
安倍自由民主党の言う 「日本をとりもどそう!」 は、
共和党員には、 「戦前の日本をとりもどそう!」 としか聞こえません。
わが共和党では、
憲法改正論者のことは、自国の憲法をリスペクトしない者らという意味で、
危険な左翼思想などに等しい振る舞いだ、と考えます。
しかも、
戦後たったの数十年しか経っていないこの時期に、
さらには、未曾有の国内惨事が収束しないなかで、また空前の国際金融情勢に身を置くなかで、あえて取るリスクではあり得ません。
国家というものには、どっしりとしたアンカ―をつけておく。
これが、共和党の基本的なスタンスになります。
それにしても、
安倍さんも、「アメリカ嫌い」だということが、はっきりしてきましたね。 おそらく長州閥の後裔の多くの方がそうなのでしょう。 どこか心の底で、「アメリカに押しつけられた」というような、自分でも気付かぬようなパトス(恨みつらみ)が棲みついているのでしょう。
それはちょうど、
オウム真理教教祖だった麻原彰晃や、日本維新の会代表の橋下徹氏のような人たちが、典型的な「アメリカ嫌い」なのと同じメンタリティーなんですね。
安倍一族が、家業として、憲法改正に執念のようなもを持って取り組んできたことには、それなりに敬意を払います。
しかし、いずれ長州閥の後裔のなかに、安倍家の家業を受け継ぐ有能な人があらわれることを、今は願いおくべきでしょう。
この国は、まだまだ「戦後」の終わりの始まりくらいの時期にあると考えられます。
もちろん幕府公儀方の後裔にも、単純に「アメリカ嫌い」という方も少なからずおられるようで、イデオロギーでカモフラージュしつつもイデオロギーを超えたものをかかえている分、およそ田舎びた感じを禁じ得ません。よりローカルな事柄に注力するほうが、人々に長く喜ばれる人になるだろうに、と思うのは、共和党員の私だけでしょうか?