【NY市場】 2012/11/1
NY金  1715.5 -3.60 -0.21%
NYダウ 13232.62 +136.16 +1.03%
ドル円 80.14 +0.37
ユーロドル 1.2942 -0.0018
【東京市場】
夜間/始値・高値・安値・終値
4,446円 4,454円 4,429円 4,438円
日中/始値・高値・安値
4,436円 4,442円 4,427円

昨晩、欧州市場では急騰後、急落調整を行なっていたユーロに対して、特に決定的な方向を示す材料もなく、売り一巡後はテクニカル的に買い戻され易い状況となり、金価格も連動して動いたといった感想です。特に材料が無いものの、4,454円と1週間ぶりの高値をつける状況でした。その後は米国ADPの雇用統計が予想以上の雇用者数増となったことから、NYダウは急上昇、2週間続いた下落相場からの脱却を期待させる動きとなりました。しかしながら、ドル円は10銭程度のドル高、リスクオンとなりながらも逆にユーロ売りとなり、金も同様に得られる展開となりました。1,726ドル台から10ドル近く下げる動きの中で、夜間取引は終了となりました。

東京価格はドル円80円を超えて尚上昇しつつあるドル高円安の影響から、それほど大きな下げとはならず、4,429円を安値に、今朝方はいったん4,440円台まで買われる場面もあったものの、現在では何とか4,430円台を維持している程度の動きとなっております。

高値4,454円をつけた場面でも決め手となる材料もありませんでしたが、金のほうがユーロと比較してここ一ヶ月での調整下げ幅が大きく、ドル建て金が1,700ドルといった心理的な大台を維持していることから買われやすい状況にあるためユーロほど下げていない状況でもあります。しかし、明日の雇用統計でどの程度の改善が示されるのか、翌週の大統領選挙によって米国の金融政策に影響が出るのかどうか、見極めが難しく、積極的なポジションは取りにくい状況であると思われます。

ギリシャでは政府がトロイカと融資条件の一つとして約束したとされる、年金給付金の削減、公務員の退職年齢引き上げに対して、ギリシャ裁判所が違憲となる可能性を示しました。まだまだ、欧州はすっきりとしない状況が続いております。スペインの地方選挙は25日にあります。

一方、アメリカはADP雇用統計だけでなく、失業保険申請件数、消費者信頼感指数、ISM製造業景況指数などの数値も好調を示しており、大統領選挙前であるからかどうかはわかりませんが、かなり明るい兆しが見えております。来年危惧されておりますフィスカルクリフ(財政の崖問題)などは、忘れられているかのようです。アメリカのハリケーンの影響は、それほど問題視されておらず、むしろ復興需要などから資材系企業の株価などは大きく買われているようです。

今晩の雇用統計は、+12.5万人と先月以上の改善が予想されております。これによって、量的緩和抑制が材料となると金は売られる場面も想定されますが、基本的にはリスクオンということになります。それほど大きく値を崩すことも考えにくい状況です。また、来週のイベントもあります。安値は軽めに買い拾っても良いと思われますが、どうなるでしょうか。

11月2日米雇用統計、6日米大統領選挙、8日中国党大会

ファンダメンタル
中 10月製造業PMI 前月49.8 予想50.2 結果50.2
中 10月HSBC製造業PMI 前月49.7 予想49.1 結果49.5
米 10月ADP雇用統計・万人 前月+10.4 予想+13.5 結果+15.8
米 新規失業保険申請件数・万人 前週37.2 予想37.0 結果36.3
米 10月ISM製造業景況指数 先月51.5 予想51.0 結果51.7
  遠藤 豪

世界ETF残高 1686.58(1日)1686.09
リースレート -0.15%(1日)-0.15%

CFTC大口投機家 買越 182,043枚(23日時点) 先週 買越 194,020枚
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