【NY市場】 2012/12/20
NY金 1645.9 -21.80 -1.32%
NYダウ 13311.72 +59.75 +0.45%
ドル円 84.39 -0.01
ユーロドル 1.3245 +0.0018
【東京市場】 2012/12/21
夜間/始値・高値・安値・終値
4,519円 4,535円 4,457円 4,487円
日中/始値・高値・安値・終値
4,490円 4,490円 4,433円 4,465円

日銀の金融緩和は予想通りであり期待され過ぎていたとはいえ、総額101兆円の資産買い入れ枠は今年初めからは考えられないほど大きな増額です。それにも関わらず、金利発表から白川総裁の会見まであっという間に30銭の円高へ振れる動きとなりました。期待と言うよりも、日本の総選挙中での安倍自民党総裁の発言のほうがインパクトがあったということで、市場はある意味不感症気味であると言えるでしょう。

ロンドン時間に入っても特に目ぼしい動きはなく、東京金は日中引け間際の急落同様のレンジである4,510~4,530円の間で推移しておりました。東京21時、ロンドン正午あたりから、昨日のNY時間から続いたユーロ売り、ドル売りは反転の兆しを見せ始め、加えてドル建て金までもが1,660ドル台からの脱却を示し、東京金は4,535円まで回復する運びとなりました。しかしそれもつかの間、4530円台は維持できず再び元のレンジへ戻りました。

次には、NY市場開始とともに米国Q3GDPの確報値が発表され、予想を上回る数値が金売りのきっかけとなり、流動性の低い大手参加者不在の現状の市場では簡単にストップロスが連発することとなり、1,630ドル台まで30ドル以上の大暴落となりました。東京価格は4,457円まで前日比65円安まで急落となりましたが、夜間取引引けには4,487円まで戻して終了しました。

しかし、東京市場が始まり特に方向感無く推移していたところへ、中国市場開始共に再びユーロ、ドル、金売り攻勢が始まり、ドル建て価格は昨晩の安値とほぼ変わらずであったものの、ユーロ売りドル売りに伴う円高で東京金は夜間取引時の安値を下回り、4,433円まで急落することとなりました。

下げの確固たる理由はないものの、財政の崖問題での協議がまとまらず25日まで延期する中で、一体どのタイミングで事が決まるのか市場は待っている状況です。ただし、最後は必ず決まるということを皆が考えていることも事実です。

最近は、リスクオンだろうとリスクオフだろうとまとまった手仕舞い売りが出ればそれはそれで価格は下げます。なんだか、色々な経済状況などファンダメンタルやテクニカル要因などを考えるのがばかばかしくなるくらいの動きですが、今は内部要因といいますか、市場参加者の少なさが大きく影響しているとても特殊な年末要因として受け入れるしかなさそうです。年始は急騰してゆくのでしょうか。

本日も釈然としませんが仕方ありません。暫くはこの様な動きが続くと思われます。見通し、戦略は変わらず、噴き値での利食い、押し目買いをリズムよくこなせればと考えております。本日の価格から下は、テクニカル的には完全に下げ過ぎに入ってきます。

12月31日減税失効、歳出削減期限

ファンダメンタル
米 Q3GDP<確報値>(前期比年率)前回+2.7% 予想+2.8% 結果+3.1%
米 Q3個人消費<確報値>(前期比年率)前回+1.4% 予想+1.4% 結果+1.6%
米 新規失業保険申請件 前週34.3万件 予想36.0万件  結果36.1万件
米 12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 前月-10.7 予想-3.0 結果+8.1
米 11月中古住宅販売件数(季調済・年率)前月479万件 予想490万件 結果504万件
米 11月景気先行指標総合指数(前月比)前月+0.2% 予想-0.2% 結果-0.2%
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1350.52(20日)1350.52
リースレート -0.14%(20日)-0.14%

CFTC大口投機家 買越 163,699枚(11日時点) 先週 買越 165,736枚
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