【NY市場】 2013/8/5
NY金 1302.40 -8.10 -0.62%
NYダウ 15612.13 -46.23 -0.30%
ドル円 98.29 -0.63
ユーロドル 1.3259 -0.0020
【東京金】 2013/8/6
夜間/始値・高値・安値・終値
4,167円 4,169円 4,120円 4,122円
日中/始値・高値・安値・現在
4,123円 4,128円 4,063円 4,091円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 917.14 (5日) 918.64
リースレート1ヶ月 0.26 (5日) 0.25

【東京プラチナ】 2013/8/6
夜間/始値・高値・安値・終値
4,623円 4,640円 4,594円 4,616円

米ISMの非製造業景況指数は予想を上回る内容となりました。先週の製造業景況指数につづいて好結果であったことから、米国経済見通しが前向きとなり、ドル買いにつながるかと思われましたが、思った以上に先週末の雇用統計の内容を引きずっているようですし、NYダウもさすがに史上最高値を更新するには至らず、利食い先行の動きとなったようです。

ドル売りが先行したにも関わらず、金にも債券にも資金流入は見られず、円建て金は大きく下げることとなりました。とにかくFRBの政策次第です。雇用統計の内容からは9月の量的緩和縮小説を後退させるコメントも目立ちますが、あくまでバーナンキ議長は早ければという意味合いで話しただけの日付です。ただし、ジャクソンホールで講演を行わないことや、任期切れをひかえた議長はどのように幕引きをするのでしょう。

FRBの後任人事についてです。来年1月末で任期切れとなるバーナンキ議長ですが、その後任人事についてはサマーズ元財務長官とイエレン現FRB副議長が有力候補です。早くから再任を望まない姿勢を示しているバーナンキ議長が主導してきた金融政策は、かつてないほどの金融緩和、量的緩和であり、これを2008年の状態にまで戻すことは容易ではありません。

マネタリーベースは3倍以上に膨れ上がっておりますが、市場への悪影響を最小限に抑えるためにも量的緩和縮小から金融引締への道のりも長いものなるでしょう。たとえ金融引締へ動き始めても金融緩和以上に緩やかで長期に渡ることが想定されるため、金価格の下落トレンドも非常に緩やかになると考えられます。

WSJの分析によれば、サマーズ元財務長官は量的緩和によってインフレ率が抑えられていることから、その効果は大きくないかもしれないとしました。その上で量的緩和は管理可能であり、低いFF金利の長期的継続を約束することが今後の舵取りにおいて混乱を防ぐことができる一つの方法であることを示しています。

一方、イエレンFRB副議長は、そもそも超ハト派として知られており、今後も量的緩和を少しでも米国経済に不安が残るようであれば、量的緩和を縮小することを相当遅らせる可能性もあり、場合によっては買い入れ枠を増額させる可能性さえ覗かせる人物です。FRB議長後任が彼女となれば、金価格に上向きの流れが出始めるかもしれません。

この人事は早くても今年秋に発表されるようですので、9月のFOMC以降になるのでしょう。9月以降は金価格が季節的に上げやすいパターンに入ります。大きな波乱がありそうです。それまでの小幅の動きをしっかりと捉えて、いくらかでも儲けておきたいところです。

金プラチナの価格差は500円を超えました。縮小を待ちです。

本日の想定レンジ 高値圏4,220~4,260円 安値圏4,100~4,150円

国 指標・イベント・要人発言  前回 予想
豪 RBA・政策金利発表(現行 2.75%) 2.75% 2.50%
英 6月鉱工業生産指数(前月比) ±0.0% +0.7%
米 6月貿易収支 -450億$ -430億$

遠藤 豪