【NY市場】 2013/7/10
NY金 1247.40 +1.50 +0.12%
NYダウ 15291.66 -8.68 -0.06%
ドル円 99.68 -1.47
ユーロドル 1.2974 +0.0193
【東京市場】 2013/7/11
夜間/始値・高値・安値・終値
4,050円 4,080円 4,026円 4,033円
日中/始値・高値・安値・現在
4,089円 4,127円 4,088円 4,125円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 939.08 (10日) 939.75
リースレート1ヶ月 0.30 (10日) 0.30

またしてもバーナンキ発言で金市場は大きく動くこととなりました。

今朝方、日本時間5時過ぎから始まったバーナンキ議長の講演では先日の好調な雇用統計を受けて、どのような内容の発表がなされるか注目が集まっておりました。簡単にその内容をまとめますと、

➢ 米国が財政問題を解決し終わったわけではない
➢ インフレ目標2%を掲げ、物価安に対処する
➢ 失業率は雇用情勢を過大評価している可能性がある
➢ 目標達成が困難な場合は金融政策によって対処する
➢ QEの予定明確化は市場の混乱を回避した

といったものです。

今後の経済情勢見通しについては触れなかったものの、市場で言われているほど楽観的ではないバーナンキ議長の姿勢が明らかになりました。いくつかの大手投資銀行は、先週末の雇用統計の結果からFRBによる量的緩和縮小は、より確実なものとして実施時期などの想定を早めるなどの見解を示して来ましたが、バーナンキ議長の考えは違ったということでしょう。

その反動は大きく、ドルは大きく売られることとなり、ドル円は一時98.40円辺りまで急落する一方、ドル建て金は35ドル、プラチナ40ドル近くの急騰となりました。

東京市場は寄付き早々に金は先日の高値を上抜き、プラチナともに50円前後高く始まっております。一気に売り方の踏み上げが出た状況ですが、あくまで買い戻しメインですので、この動きがどこまで継続するかは微妙なところです。

ドル建て価格が1,300ドル以上で安定してくるようであれば、その後のファンドの買い戻しが価格を更に押しあげる可能性が高まりますが、この辺りで価格が抑えられるようであれば再び下落の足取りを強める事となりそうです。

内情としましては、生産者、商社系の現物絡みのヘッジ売りが大きく減少し、その分投機系ファンドが売り、小口の投資家が投げ売りした状況です。現時点で現物を取り扱う実需が買い越しに回ることは考えにくいですが、大きな時代の流れが変わる場面であれば、投機筋の売りはより活発化し、異常な安値まで売り込まれる可能性があります。その場面では実需は買い越しに回る可能性が出て来ます。

本当に難しい場面です。金の大勢は戻り売りに変化はないと思いますが、ドル円の動き、ファンドの買い戻しを見極めてからの売り出動です。まだ現状では、少し価格を戻しそうな状況であると考えております。

本日の想定レンジ 高値圏4,070~4,120円 安値圏3,950~4,000円

豪 6月新規雇用者数(前月比) 前月+1,100 予想±0
豪 6月失業率 前月5.5% 予想5.6%
日 日銀・2014年マネタリーベース目標 前回270兆円 予想270兆円
日 黒田日銀総裁会見
米 新規失業保険申請件数 前週+34.3万件予想+34.0万件

遠藤 豪

CFTC大口投機家 買越 20,751枚(2日時点) 先週 買越 34,152枚
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