【NY市場】 2013/7/3
NY金 1251.90 +8.50 +0.68%
NYダウ 14988.55 +56.14 +0.37%
ドル円 99.88 -0.75
ユーロドル 1.301 +0.0031
【東京市場】 2013/7/4
夜間/始値・高値・安値・終値
4,003円 4,039円 3,995円 4,030円
日中/始値・高値・安値・現在
4,033円 4,037円 4,028円 4,036円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 964.69 (3日) 964.69
リースレート1ヶ月 0.14 (3日) 0.12

注目の雇用統計発表まであと1日半となりました。

今晩の米国は独立記念日で株式市場、為替市場など主要金融市場はお休みです。商品市場は早仕舞で行われるようですが、その他市場が開いていなければ参加者は非常に限られたものとなり、明晩に雇用統計を控えていることからも動意薄となる可能性が高いと言えます。

昨晩は、前日に急伸したドル円は100円台を割り込み99.40円辺りまで下げ、現在は100円手前で方向感に欠けた推移となっております。英国の経済指標が改善される中、ポルトガルでは閣僚の辞任が今後の政策に対しての不安材料となり、昨年より落ち着きつつ合った債券利回りが8%にまで急騰する動きとなったことも、幾分円を買う動きにつながったようです。

ただし以前とは違い、円だけでなくドルでもポンドでも資金の逃げ道が多様化してきております。危機=円高といったここ数年の動きは徐々に見られなくなってゆくものと思われます。今晩は、英国中央銀行の金融政策の発表がありますが、特に変更はないとされており市場は平穏と思われます。

昨日のプログの続きとなりますが、金とドルインデックスの関係は金価値が下落しております。それとほぼ同じような推移で金と米国10年債の関係も推移しております。つまり、ドルの信用が回復していることを示しています。

では、ドルインデックスと米国10年債はどう動いているでしょうか。お分かりの方も多いと思われますが、こちらもほぼ前述の対比と同様の動きで米国債の価値が下がっております。量的緩和を縮小するということは当然米国債からも資金が流出するということです。

価値の順序としますとドルインデックス>米国債>ドル建て金といった流れがかなり鮮明になってきております。しかし、量的緩和以降債券や、金価格と同様に上昇してきたものの、量的緩和縮小観測が出始めた今尚上昇を続けているものがあります。それがNY株式市場です。債券、金から流出した資金は株式市場へ向かったということです。

昨年の12月以降のNY株式市場の動きは明確にその他の金融市場とは違ってきております。だからこそ量的緩和を縮小方向へ舵取りが出来る準備ができていると考えることが出来ます。全て皆が当たり前のように認識していることの一つとしてそのような資金の流れが起こっています。

しかし、ここで実際にその比価の推移を調べ、チャートを見ているうちに一つのことに気が付きました。

NYダウのドルインデックス比価がすでにリーマン・ショックの直前の株価が高騰している時の同じところまで到達しています。米国のマネタリーベースはリーマン・ショック以前と比べ約3.5倍にまでふくれあがっています。普通に考えるならば、債券、金が下落している現在、もっと株価は上昇していても良いと考えられます。もっと資産バブルが起こっていても良いはずです。

今後、米国株式はもっともっと急上昇するのでしょうか?私はそうではないと思います。結局のところサブプライムローン、リーマン・ショックで消えてしまった信用創造の穴埋めをし、何事もなかったかのようにしているだけではないかと考えます。

つまり、現在の株式市場の上昇は単なる資金の移動によって起こっていることであり、今後の量的緩和縮小が決定した時はかなりの下げを伴う可能性があるということです。

しかし、そうならない道としましては米国の金融引締めと同等の資金流入が諸外国からある事、もしくは引き締め同等の経済成長、信用創造が起こる事で回避出来ると考えられます。これがどうなるかは現時点では誰にもわかりません。政府やFRBがこの舵取りをうまく出来るのであれば、今後も金下落株式上昇と言った流れは続いてゆくでしょう。

ただし、万が一の時には全ての信用収縮が起こる中、ドルは信用を失いとんでもない価格まで金が上昇する可能性もあるわけです。米国はいまだ難局に立たされていると思います。バーナンキ議長は失業率6.5%を引き合いに出しておりますが、それほど単純な問題ではないように思いますが、どうでしょうか。

まずは、水道の蛇口を締めることで、全般的な下振れが起こることは確かだと思われます。私は今日、明日の金は一旦建玉を無しにしたいと考えております。難しい局面ではまず、守ることからです。

本日の想定レンジ 高値圏4,060~4,100円 安値圏3,920~3,960円

英 英中銀政策金利発表 前回0.50% 予想 据置
英 英中銀資産買い入れ枠発表 前回3750億ポンド 予想 据置
ユ ECB政策金利発表 前回0.50% 予想 据置
ユ ECBドラギ総裁会見
遠藤 豪

CFTC大口投機家 買越 34,152枚(25日時点) 先週 買越 43,692枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統