【NY市場】 2013/7/2
NY金 1243.40 -12.30 -0.99%
NYダウ 14932.41 -42.55 -0.28%
ドル円 100.63 +0.96
ユーロドル 1.2979 -0.0083
【東京市場】 2013/7/3
夜間/始値・高値・安値・終値
4,056円 4,063円 4,011円 4,025円
日中/始値・高値・安値・現在
4,039円 4,050円 4,026円 4,040円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 964.69 (2日) 968.3
リースレート1ヶ月 0.12 (2日) 0.12

明日の独立記念日で米国市場は休場となりますので、早くも週末の雇用統計の内容を先取りした動きとなっております。

特にその動きが顕著に表れたものとしてドルの上昇が挙げられます。米国市場では5月の製造業受注指数は予想通り好調な結果となったものの、株式市場は量的緩和縮小懸念から売り優勢となり、今ひとつ伸び悩む動きとなりました。その反面、米経済成長などの材料は別にして、単純にドル希薄化の巻き戻しからドル高が大きく進む事となりました。

そうなってきますとドル建て金が大きく下落しているかと言えば、それほどでもないというのが私の印象です。ドル高になればドル建て金が下げるのは当然ですし、ドル安になればドル建て金が上げるのが当然です。通貨と物の関係としてそれは当然のことです。

しかし、昨年10月から1,800ドルを高値にして折り返してきているドル建て金価格はドル高であろうとドル安であろうと、その相応分の上げ幅は小さく、下げ幅はより大きく推移して来ました。つまり、金の価値が通貨に対して下がっていったわけです。

これまでは昨晩のように1円の円安ドル高となれば、NY金は10ドル程度ではなく、20ドルも30ドルも下げることが多く東京金が変わらずなどということは少なかったことを記憶しております。実際にNY金価格とドルインデックスの比価は昨年10月の22.5から6月末には14.5まで大きく下がっており、これは2010年の8月ころとほぼ同等の比価であると言えます。

果たして金価格はすぐさま2008年辺りまで下落してゆくのでしょうか?ここでよくよく考えなければいけないことが、量的緩和によって実際に金価格がどれほど上昇したのかとういうことです。

そもそもQE1(量的緩和第一段)は08年の11月から10年の6月まで、そしてQE2は10年の11月からですし、QE3は12年からです。現在が2010年8月ころと同じ比価と言うことは、QE2とQE3分の金価値はすでに剥落してしまっているということが言えそうです。

しかも、いまだ量的緩和縮小は決定しておりません。少し荒っぽいかもしれませんが、2008年以降にFRBが買い入れた資産を全て売却してはじめて当時と同じ状況です。量的緩和縮小はプールという金融市場へ毎月々々注ぎ込んでいる水の量を少し減らしましょうと言うことでしかなく、プールに溜まった水を抜く話はまだ出ておりません。

決して中長期トレンドが上向きであると言った話ではないのですが、売られ過ぎではないかとも思えるわけです。相場は常に行き過ぎます。それはわかっています。王道をゆくのならば売り場面を探すところでしょうが、案外大きな戻りがあるのではないかと想定しているところです。短期的にはストップロスを設定した上で、押し目を買いたいと考えております。

本日の想定レンジ 高値圏4,050~4,150円 安値圏3,910~3,990円

米 6月ADP雇用統計(前月比) 前月+13.5万人 予想+16.0万人
米 5月貿易収支 前月-403億$ 予想-401億$
米 新規失業保険申請件数 前週34.6万件 予想34.5万件
米 6月ISM非製造業総合景況指数 前月53.7 予想54

遠藤 豪

CFTC大口投機家 買越 34,152枚(25日時点) 先週 買越 43,692枚
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