【NY市場】 2013/6/24
NY金 1277.10 -14.90 -1.17%
NYダウ 14659.56 -139.84 -0.95%
ドル円 97.72 -0.17
ユーロドル 1.3118 -0.0005
【東京市場】 2013/6/25
夜間/始値・高値・安値・終値
4,064円 4,071円 4,018円 4,040円
日中/始値・高値・安値・現在
4,036円 4,057円 4,033円 4,056円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 985.73 (24日) 989.94
リースレート1ヶ月 0.11 (24日) 0.09

東京金は、先週の暴落からの一回目の戻り終了となりました。動きとしましては先週金曜日の3,975円から昨日の寄り付き4,125円の高値まで150円高となり、昨晩は再び4,018円まで、高値から107円安となりました。そして、本日東京市場ではじわじわと値を上げ4,054円を高値として推移しております。

大きな目で見るポイントとしましては、昨晩の4,000円を試す急落から立ち直ってきている動きが、21日の安値3,975円と昨晩の4,018円を2点とした2点底パターンを形成できるかどうかに掛かってきます。

その上でクリアしなければいけないポイントとして、4,059円の昨晩の下落以降の高値を上抜けられるかどうか、そして最も大きな壁として昨日の寄り付きの4,125円の高値を越えられるかどうかです。このポイントを超えられれば、4,200円台までの上昇確率は非常に高まってきます。

そして、プラチナは原油の上昇に反応する事はなく、株式市場同様に下げる展開となりました。先週末の暴落以来、プラチナは金よりも上げ幅にして1.5倍近く上昇していた分をそっくりそのまま失う動きとなりました。金プラチナの価格差200円を切る場面では、金売りプラチナ買いのストラドルの仕掛けチャンスではないかと捉えております。

昨晩はドイツでの景気動向指数が発表されました。予想通りの内容であったものの、ドル買い、株売り、債券売りといった巻き戻しの動きは強く、全般的に行き過ぎた分を修正するような信用収縮の動きがおこっているようです。日米欧の株式市場全般的に売られる動きとなっておりますが、かろうじて上昇トレンドを維持している状況と言えそうです。

しかし、中国は違います。07年の天井からリーマン・ショックの底値まで大暴落をした後、09年には世界的な金融緩和の波もあって一旦景気は好転するかに見えましたが、習近平体制の期待も虚しく、その後も一向に好転する気配はなくソフトランディングをいまだに続けております。中国は日米欧とは違い、いまだ実体経済が回復しきれていないなかで一足早くに金融引締めを行ったことから、不動産開発絡みの資金調達においてシャドーバンキングシステムを利用して来ました。

そのツケがここへ来て表面化してきているということです。中国版リーマン・ショックが危惧される中、金融緩和からの脱却を目指す米国としましては思わぬ足かせを付けられる事となりました。日本はもっと大きくその煽りを受ける可能性もあります。ただし、もうすでに中国株式市場は低迷しておりますので、金融市場よりも実体経済への影響が大きいのでしょう。

米国の金融政策の転換を見越して金価格は下落トレンドを明確にしております。しかし、前記しました中国問題、欧州でのギリシャ問題など、まだまだ不安要素は世界に散らばっており、金価格が上昇する可能性もゼロとは言えません。波乱の相場が続きそうです。

まずは、現在のトレンドである金売り、プラチナ買いを基本としながら、仕掛け場面、利食い場面、撤退反転場面を探ってゆきます。詳細は別途お知らせ致します。

本日の予想レンジ 高値圏4,170~4,220円 安値圏4,020~4,100円

遠藤 豪

本日の経済指標・要人発言
米 5月耐久財受注(前月比) 前月+3.3% 予想+3.0%
米 5月耐久財受注(除輸送用機器)(前月比) 前月+1.3% 予想±0.0%
米 4月S&P/ケース・シラー総合-20(前年比) 前月+10.87% 予想+10.60%
米 6月消費者信頼感指数 前月76.2予想75.1
米 5月新築住宅販売件数(季調済・年率) 前月45.4万件 予想46.0万件
米 5月新築住宅販売件数(前月比) 前月+2.3% 予想+1.3%


CFTC大口投機家 買越 43,692枚(18日時点) 先週 買越 59,005枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統