【NY市場】 2013/6/21
NY金 1292.00 +5.80 +0.45%
NYダウ 14799.4 +41.08 +0.28%
ドル円 97.89 +0.61
ユーロドル 1.3123 -0.0096
【東京市場】 2013/6/24
夜間/始値・高値・安値・終値
4,096円 4,096円 4,050円 4,083円
日中/始値・高値・安値・現在
4,122円 4,125円 4,084円 4,100円
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 989.94 (23日) 995.35
リースレート1ヶ月 0.09 (23日) 0.05
ひとまず、パニック的な投げ売りは一巡したようです。先週末金曜日の日本時間に金は100円、プラチナは200円の戻しとなりましたので、欧州時間からが再び一段の安値を試すのかどうかの瀬戸際でした。プラチナは前日比60円安、金は37円安が安値となり、夜間取引終了時にはプラチナは前日比23円高、金は4円安まで上昇しました。なんとか安値を割り込む事なく、修正高の時間帯に入ったようです。
少しずつですが、市場がアメリカの方向転換を理解し始めています。金市場に至ってはもう既にかなりの割合で状況を織り込んできていると考えられますが、リーマンショック以前の状況までの巻き戻しが起こったときに、いったい金はどこまで下げるのでしょうか。
米国の金融緩和が始まったリーマンショック直後の金価格はドル建てで700ドル前後であった事を記憶しています。そして、ショック直前は1,014ドルを高値としておりました。
米国では2006~2008年のあいだ株と同様に金は買われてゆきました。ETFが始まってから金価格は明らかに今までとは違う大きな金融商品の一角を担うものとなったのです。これまでのセーフへブンとしての役割は変わっておりませんが、今まで以上に大きな資金を受け入れる器が出来たという事でしょう。そのため、リスクオンでも金価格は上昇しておりました。
ただし、今後はETF市場の草創期も一段落し、金ETF市場利用者も暫くは増えないと考えられます。ということは、本来の金の役割であるセーフへブンとしての動きが強くなると考えられますので、リスクオンで金が買われるという事は減少してゆくでしょう。
加えて米国が今後金融緩和を縮小、そしてゆくゆくは引き締めへと舵を切ってゆく中で、金よりも米国債の方が魅力的なセーフへブンとなります。そのため、国家を揺るがすようなよほどの危機がない限りは漸次金の出番は更に減少してゆくはずです。
ドル建て金が現在の1,300ドルからリーマンショック後の安値700ドルまで下げるとなれば、東京金価格はドル円を100円で計算しても、軽く1,800円以上価格を下げる事となります。2011年の上昇分は、2012年後半から現在までで帳消しとなりました。2009年、2010年の2年間での上昇分がもし失われるのであれば、相場の性質上、相当なスピードで下げる可能性があります。
1,200~1,300ドル辺りにあると考えられております鉱山会社の採算価格が意識されますが、ここ数年間の金価格の上昇で鉱山会社は相当潤ったはずです。このような時代の大きな変革期には採算割れはよく起こる事であり、徐々に生産調整などを行って市場価格とのバランスがとれてゆくと考えられます。
そのため採算価格というものは、あくまで心理的な下値指示線と言った程度のものであると思われます。個人的には700ドルまで下げる事はないと考えておりますが、900ドル台はあってしかるべき価格ではないかと、いくつかのチャートを見比べながら想定しております。そのとき東京は3,000円付近でしょうか。
まずは、目先の戻りがどの程度まであるのかを見極めて、売り場面を模索しております。
本日の予想レンジ 高値圏4180~4230円 安値圏4060~4130円
遠藤 豪
本日の経済指標・要人発言
独 6月IFO景気動向指数 前月105.7 予想105.9
金
CFTC大口投機家 買越 43,692枚(18日時点) 先週 買越 59,005枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
NY金 1292.00 +5.80 +0.45%
NYダウ 14799.4 +41.08 +0.28%
ドル円 97.89 +0.61
ユーロドル 1.3123 -0.0096
【東京市場】 2013/6/24
夜間/始値・高値・安値・終値
4,096円 4,096円 4,050円 4,083円
日中/始値・高値・安値・現在
4,122円 4,125円 4,084円 4,100円
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 989.94 (23日) 995.35
リースレート1ヶ月 0.09 (23日) 0.05
ひとまず、パニック的な投げ売りは一巡したようです。先週末金曜日の日本時間に金は100円、プラチナは200円の戻しとなりましたので、欧州時間からが再び一段の安値を試すのかどうかの瀬戸際でした。プラチナは前日比60円安、金は37円安が安値となり、夜間取引終了時にはプラチナは前日比23円高、金は4円安まで上昇しました。なんとか安値を割り込む事なく、修正高の時間帯に入ったようです。
少しずつですが、市場がアメリカの方向転換を理解し始めています。金市場に至ってはもう既にかなりの割合で状況を織り込んできていると考えられますが、リーマンショック以前の状況までの巻き戻しが起こったときに、いったい金はどこまで下げるのでしょうか。
米国の金融緩和が始まったリーマンショック直後の金価格はドル建てで700ドル前後であった事を記憶しています。そして、ショック直前は1,014ドルを高値としておりました。
米国では2006~2008年のあいだ株と同様に金は買われてゆきました。ETFが始まってから金価格は明らかに今までとは違う大きな金融商品の一角を担うものとなったのです。これまでのセーフへブンとしての役割は変わっておりませんが、今まで以上に大きな資金を受け入れる器が出来たという事でしょう。そのため、リスクオンでも金価格は上昇しておりました。
ただし、今後はETF市場の草創期も一段落し、金ETF市場利用者も暫くは増えないと考えられます。ということは、本来の金の役割であるセーフへブンとしての動きが強くなると考えられますので、リスクオンで金が買われるという事は減少してゆくでしょう。
加えて米国が今後金融緩和を縮小、そしてゆくゆくは引き締めへと舵を切ってゆく中で、金よりも米国債の方が魅力的なセーフへブンとなります。そのため、国家を揺るがすようなよほどの危機がない限りは漸次金の出番は更に減少してゆくはずです。
ドル建て金が現在の1,300ドルからリーマンショック後の安値700ドルまで下げるとなれば、東京金価格はドル円を100円で計算しても、軽く1,800円以上価格を下げる事となります。2011年の上昇分は、2012年後半から現在までで帳消しとなりました。2009年、2010年の2年間での上昇分がもし失われるのであれば、相場の性質上、相当なスピードで下げる可能性があります。
1,200~1,300ドル辺りにあると考えられております鉱山会社の採算価格が意識されますが、ここ数年間の金価格の上昇で鉱山会社は相当潤ったはずです。このような時代の大きな変革期には採算割れはよく起こる事であり、徐々に生産調整などを行って市場価格とのバランスがとれてゆくと考えられます。
そのため採算価格というものは、あくまで心理的な下値指示線と言った程度のものであると思われます。個人的には700ドルまで下げる事はないと考えておりますが、900ドル台はあってしかるべき価格ではないかと、いくつかのチャートを見比べながら想定しております。そのとき東京は3,000円付近でしょうか。
まずは、目先の戻りがどの程度まであるのかを見極めて、売り場面を模索しております。
本日の予想レンジ 高値圏4180~4230円 安値圏4060~4130円
遠藤 豪
本日の経済指標・要人発言
独 6月IFO景気動向指数 前月105.7 予想105.9
金
CFTC大口投機家 買越 43,692枚(18日時点) 先週 買越 59,005枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統