【NY市場】 2013/6/18
NY金 1366.90 -16.20 -1.19%
NYダウ 15318.23 +138.38 +0.90%
ドル円 95.33 +0.84
ユーロドル 1.3395 +0.0028
【東京市場】 2013/6/19
夜間/始値・高値・安値・終値
4,234円 4,242円 4,183円 4,197円
日中/始値・高値・安値・現在
4,217円 4,219円 4,213円 4,216円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1001.67 (18日) 1003.17
リースレート1ヶ月 0.02 (18日) 0.03

今晩のFOMCがまた大きな節目となるのでしょうか?

昨晩はG8も終了しました。経済については現状が未だ脆弱であるとしながらも、金融緩和を世界的に認めており、オバマ大統領はバーナンキ議長に対して大きく評価している内容を発しましたが、特にこれといった強いメッセージはありませんでした。

米長期金利が低下し、ここ最近の米国離れの流れが一巡した事もありますが、今晩のFOMCを前にして手仕舞いを中心とした巻き戻しが入っていると考えられます。米国経済指標もCPI、住宅関連も予想通りか、それ以下であったにもかかわらず、株式市場もしっかりの推移でした。

そんな中、ドル円もしっかりとなり再び95円台を回復する動きとなる中、金価格は下落、プラチナはここ数日の急落分をいくらか取り戻す動きとなりました。

とにもかくにも今晩のFOMC次第の市場です。

誰もが分かっている事はFRBはいずれ金融緩和縮小を行うという事です。毎月々々、資金は市場へ注ぎ足されております。どこかで蛇口を止めなければいずれ何かをきっかけにしてドルは信用を失い、ハイパーインフレが起こる事になります。そうする訳にはいかない事は、タカ派であれハト派であれ十分に理解しているはずです。

その姿勢が「期限優先なのか」「経済情勢優先なのか」「雇用情勢優先なのか」ということです。また、経済情勢や雇用情勢を見極めるときに明確な目標数値を掲げるのか、曖昧なままその時々で判断するのかと言った辺りも注目点となります。異次元の金融緩和をおこなった本家本元の米国がどのように、この難局を切り抜けるかは、今後日本が行うであろう更なる金融緩和出口戦略の一つの見本として必見です。

おそらく、今回のバーナンキ議長は雇用情勢、経済見通しはいずれ出口方向へ進まなければいけない事を当然の事として理解しているが、状況を見定めた上で柔軟に行わなければいけないといった前回の発言を繰り返すだけではないかと思われます。先月22日以降の米国離れを修正する意味でも、今までより慎重に見定めているという事を市場に理解を促す内容を目指すのではないかと思われます。

結局は市場参加者も連銀総裁もバーナンキ議長も大まかな方向性は皆分かっている事であり、バーナンキ議長の発言の行間を読み過剰に反応しているということではないでしょうか。

さて、金に関して採算価格、ファンドの買い持ち残高低下、ETF持ち高の低下など、これ以上売る材料が乏しくなってきた状況ですが、買う材料も乏しい事に変化はありません。ただし、ドル円の変動は抜きにして、これ以上金そのものが売られるには、このまま下落するというよりも一度上昇してからの方が妥当性が高いように思いますが、どうでしょうか。

いずれにしましても、本日はどの市場がどういった反応を示すのかの判断は難しい場面ですし、そもそもバーナンキ議長がどのような会見を行うのかで大きな価格変動が想定されますので、挑戦するならばストップロスを設定して挑んだ方が良いと思われます。難しい場面では無理をしない事です。

本日の予想レンジ 高値圏4260~4300円 安値圏4160~4220円

遠藤 豪

本日の経済指標・要人発言
日 5月貿易収支(通関ベース) 前月-8799億円 予想-1兆2200億円 結果-9939億円
日 5月貿易収支(通関ベース)<季調済> 前月-7644億円 予想 -8900億円 結果-8210億円
英 英中銀MPC議事録公表(6月5・6日分)
米 FOMC・政策金利発表(現行 0.25%)前回0.25% 予想0.25%
米 FOMC経済・金利見通し公表
米 バーナンキFRB議長記者会見
米 5月住宅着工件数(季調済・年率) 前月85.3万件 予想95.0万件
米 5月建設許可件数(季調済・年率) 前月101.7万件 予想97.6万件


CFTC大口投機家 買越 59,005枚(10日時点) 先週 買越 61,200枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統