【NY市場】 2013/6/17
NY金 1383.10 -4.50 -0.33%
NYダウ 15179.85 +109.67 +0.72%
ドル円 94.49 +0.40
ユーロドル 1.3367 +0.0024
【東京市場】 2013/6/18
夜間/始値・高値・安値・終値
4,247円 4,248円 4,223円 4,233円
日中/始値・高値・安値・現在
4,220円 4,238円 4,219円 4,233円
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1003.17 (17日) 1003.53
リースレート1ヶ月 0.03 (17日) 0.03
最近はほぼドル円に影響を受けている金相場ですので、金が底抜けるのかどうかはドル円に掛かっているとも言えそうです。
先日93円台まで高値から10円の円高が進んだ後でも、なかなかドル円の動きが定まっておりません。ここ半年の円安は日本の株式市場を上昇させました。昨年末には不穏な動きとなっておりました米株式市場も財政の崖問題を乗り切ったことで上昇基調が明確となりました。米国ダウ平均は持ち合いながらも大きく崩れている状況でもありません。しかしドルはいっこうに買われません。ドル円はどうなってゆくのでしょうか。
ここ3ヶ月の間に3つの大きな節目があったと考えられます。それをおさらいすることで、今後のドル円の行方を再考してみたいと思います。
一つ目は4月4日に決定された日銀による異次元の金融緩和後、日本の長期金利は上昇を始めました。金融緩和にも関わらずインフレが評価されたことで金利は上昇を示し、円安が日本の株価を牽引する動きとなりました。
そして、二つ目は5月1日のFOMCでは、毎月行っている850億ドル規模の資産買い入れ継続に加えて「増やす用意も減らす用意もある」と言う言い方で、買い入れのペースについて言及しました。買い入れ規模を増やす事は市場参加者の考えに無く、この日を境に米国株式市場は上昇、米長期金利は上昇を始め、ドルは金利上昇を背景に買われる展開となりました。
ここで区別すべき問題があります。日本主導よる動きなのか、米国主導による動きなのか。そして、インフレによる影響なのか、金利による影響なのかという事です。
4月4日からと、5月1日からの円安ドル高の意味合いは違うという事です。4月4日からの円安は日本主導による、インフレ率を背景とした円安であり、5月1日からの円安は米国景気を囃したドル長期金利上昇によるドル高主導の円安であったという事です。そんな中5月10日には日本の債務残高が過去最高の991兆円との材料もありましたが、100円を超えた円安に株高が反応し、円債は大きく売られました。ここから日本の長期金利が大きく上昇し始めます。
そして次第に日本の長期金利上昇が悪玉扱いされるようになってきた矢先、バーナンキ議長は講演では雇用見通しが持続的に改善する事を前提に緩和縮小の可能性を示すことになりました。そこからリスクオフ方向へ一気に相場が動き始めます。これが三つ目の節目であったと考えられます。
翌日、日経平均は大暴落します。米株安、米債安、ドル安と3拍子そろって米国は売られました。今回の円高ドル安の始まりです。
はじめは日本のインフレを材料とした円安、二番目に米国長期金利上昇によるドル高、そして三番目に米国金融緩和縮小による米国からの資金逃避によるドル安が起こっている状況です。つまり、ドル高となるきっかけを考える場合、日本時間20日午前3時のFOMC、3時半のバーナンキ議長の会見で金融緩和継続を明言できるかどうかということになります。
そして、それが不発に終われば失望売りからドル安、米国株安、商品安が進む事になるでしょうが、その時はセーフへブンの金が買われるもしくは売られない可能性がでてくるとも考えられます。しかし、円高が進む日本では上昇は期待できないとも考えられます。その時は金以上にプラチナが売られる事になるのでしょう。
参院選を前にして、自民党が大勝するには株高が不可欠です。そのための円安誘導がなされるのではないかといった議論が、円売りドル買い、株買いを行っている投資家心理を支えておりますが、これは投票前までになされれば良い訳であり、予想される投票日はまだ1ヶ月以上先のことです。
固くいくのであれば、イベント前には建玉は縮小、様子見をすべきですし、ピンチをチャンスと捉えるならば『ストップロス』を設定した上での押し目買いという場面でしょうか。冷静に対処してゆける準備だけは怠らないようにしましょう。
本日の予想レンジ 高値圏4300~4350円 安値圏4170~4230円
遠藤 豪
本日の経済指標・要人発言
英 5月CPI(前年比) 前月+2.4% 予想+2.6%
英 5月CPIコア(前年比) 前月+2.0% 予想+2.1%
ユ 6月ZEW景況感調査 前月+27.6
独 6月ZEW景況感調査 前月+36.4 予想+38.1
米 5月CPI(前年比) 前月+1.1% 予想+1.4%
米 5月CPIコア(除食品・エネ)(前年比) 前月+1.7% 予想+1.7%
米 5月住宅着工件数(季調済・年率) 前月85.3万件 予想95.0万件
米 5月建設許可件数(季調済・年率) 前月101.7万件 予想97.6万件
金
CFTC大口投機家 買越 59,005枚(10日時点) 先週 買越 61,200枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
NY金 1383.10 -4.50 -0.33%
NYダウ 15179.85 +109.67 +0.72%
ドル円 94.49 +0.40
ユーロドル 1.3367 +0.0024
【東京市場】 2013/6/18
夜間/始値・高値・安値・終値
4,247円 4,248円 4,223円 4,233円
日中/始値・高値・安値・現在
4,220円 4,238円 4,219円 4,233円
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1003.17 (17日) 1003.53
リースレート1ヶ月 0.03 (17日) 0.03
最近はほぼドル円に影響を受けている金相場ですので、金が底抜けるのかどうかはドル円に掛かっているとも言えそうです。
先日93円台まで高値から10円の円高が進んだ後でも、なかなかドル円の動きが定まっておりません。ここ半年の円安は日本の株式市場を上昇させました。昨年末には不穏な動きとなっておりました米株式市場も財政の崖問題を乗り切ったことで上昇基調が明確となりました。米国ダウ平均は持ち合いながらも大きく崩れている状況でもありません。しかしドルはいっこうに買われません。ドル円はどうなってゆくのでしょうか。
ここ3ヶ月の間に3つの大きな節目があったと考えられます。それをおさらいすることで、今後のドル円の行方を再考してみたいと思います。
一つ目は4月4日に決定された日銀による異次元の金融緩和後、日本の長期金利は上昇を始めました。金融緩和にも関わらずインフレが評価されたことで金利は上昇を示し、円安が日本の株価を牽引する動きとなりました。
そして、二つ目は5月1日のFOMCでは、毎月行っている850億ドル規模の資産買い入れ継続に加えて「増やす用意も減らす用意もある」と言う言い方で、買い入れのペースについて言及しました。買い入れ規模を増やす事は市場参加者の考えに無く、この日を境に米国株式市場は上昇、米長期金利は上昇を始め、ドルは金利上昇を背景に買われる展開となりました。
ここで区別すべき問題があります。日本主導よる動きなのか、米国主導による動きなのか。そして、インフレによる影響なのか、金利による影響なのかという事です。
4月4日からと、5月1日からの円安ドル高の意味合いは違うという事です。4月4日からの円安は日本主導による、インフレ率を背景とした円安であり、5月1日からの円安は米国景気を囃したドル長期金利上昇によるドル高主導の円安であったという事です。そんな中5月10日には日本の債務残高が過去最高の991兆円との材料もありましたが、100円を超えた円安に株高が反応し、円債は大きく売られました。ここから日本の長期金利が大きく上昇し始めます。
そして次第に日本の長期金利上昇が悪玉扱いされるようになってきた矢先、バーナンキ議長は講演では雇用見通しが持続的に改善する事を前提に緩和縮小の可能性を示すことになりました。そこからリスクオフ方向へ一気に相場が動き始めます。これが三つ目の節目であったと考えられます。
翌日、日経平均は大暴落します。米株安、米債安、ドル安と3拍子そろって米国は売られました。今回の円高ドル安の始まりです。
はじめは日本のインフレを材料とした円安、二番目に米国長期金利上昇によるドル高、そして三番目に米国金融緩和縮小による米国からの資金逃避によるドル安が起こっている状況です。つまり、ドル高となるきっかけを考える場合、日本時間20日午前3時のFOMC、3時半のバーナンキ議長の会見で金融緩和継続を明言できるかどうかということになります。
そして、それが不発に終われば失望売りからドル安、米国株安、商品安が進む事になるでしょうが、その時はセーフへブンの金が買われるもしくは売られない可能性がでてくるとも考えられます。しかし、円高が進む日本では上昇は期待できないとも考えられます。その時は金以上にプラチナが売られる事になるのでしょう。
参院選を前にして、自民党が大勝するには株高が不可欠です。そのための円安誘導がなされるのではないかといった議論が、円売りドル買い、株買いを行っている投資家心理を支えておりますが、これは投票前までになされれば良い訳であり、予想される投票日はまだ1ヶ月以上先のことです。
固くいくのであれば、イベント前には建玉は縮小、様子見をすべきですし、ピンチをチャンスと捉えるならば『ストップロス』を設定した上での押し目買いという場面でしょうか。冷静に対処してゆける準備だけは怠らないようにしましょう。
本日の予想レンジ 高値圏4300~4350円 安値圏4170~4230円
遠藤 豪
本日の経済指標・要人発言
英 5月CPI(前年比) 前月+2.4% 予想+2.6%
英 5月CPIコア(前年比) 前月+2.0% 予想+2.1%
ユ 6月ZEW景況感調査 前月+27.6
独 6月ZEW景況感調査 前月+36.4 予想+38.1
米 5月CPI(前年比) 前月+1.1% 予想+1.4%
米 5月CPIコア(除食品・エネ)(前年比) 前月+1.7% 予想+1.7%
米 5月住宅着工件数(季調済・年率) 前月85.3万件 予想95.0万件
米 5月建設許可件数(季調済・年率) 前月101.7万件 予想97.6万件
金
CFTC大口投機家 買越 59,005枚(10日時点) 先週 買越 61,200枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統