【NY市場】 2013/5/30
NY金 1412.00 +20.70 +1.47%
NYダウ 15324.53 +21.73 +0.14%
ドル円 100.72 -0.41
ユーロドル 1.3047 +0.0106
【東京市場】 2013/5/31
夜間/始値・高値・安値・終値
4,569円 4,609円 4,557円 4,599円
日中/始値・高値・安値・現在
4,608円 4,625円 4,600円 4,619円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1013.15 (30日) 1013.15
リースレート1ヶ月 0.17 (30日) 0.18

昨晩は、東京時間でも円高がすすみ101円を割れる動きとなりました。米国のGDP、失業保険、中古住宅関連と振るわない数値の発表となり、欧米時間でも円高ドル安は進み、約3週間ぶりの安値100.50円付近まで下げる事となりました。ただし、100円に近づくほど買い意欲も強く下抜けとなるような動きとはなりませんでした。

一方、ドル建て金価格は1,400ドルといった節目の価格を上抜け、ここ最近のレンジ上限の壁と見られる1,400~1,425ドル辺りを試す展開となっております。

この二つはほぼ相反する動きをするものですが、昨晩から本日にかけて円高ドル安の動きの割にはドル建て金価格の上昇の勢いが強く、東京金は1週間ぶりの高値となっております。

少し状況を噛み砕いてみてみますと、ドル円に関しては昨日、一昨日と100円を割り込む動きを見せていながらも、100円付近では積極的な買いが見られるため価格は下げ止まっていると思われます。これは、ドル円の買い方(ドル買い円売りをしている人)の売り決済が価格を押し下げますが、100円付近では再び新たな買い意欲が強く存在するという事です。

しかし、ドル建て金に関しては、売り方の撤退、つまり買い戻しが価格を押し上げている状況はドル円の動きと同じですが、1,400ドル付近でも売り方の積極的な売りは見られません。つまり、今ひとつ現状の動きに対して方向性がつかみにくくなっている、もしくは積極参入が見られないのではないかと思われます。

ドル円はある程度明確な方向性を持った政策に対してかなりの割合で直接的に相場がつくられているような状況であると思われますが、金に関してはその2次的、3次的影響で相場が動いている状況であり、不安定で参加者は減少傾向にならざるを得ないのではないかと思われます。

正直なところ金が中長期的にどちらの方向へ向かっているのか決めかねる状況です。暫く乱高下が続くのではないかと考えております。ただし、昨日増加に転じたETFは、本日変動なく維持されており、上昇の兆しと見えなくもありません。何となく、今晩から来週にかけて一度高値を試しにいくような雰囲気も感じますが、現状の金相場には何を言っても無駄であるように思います。

暫くは離れたところから相場を眺めて、泥仕合が終わるのを待った方が懸命なのではないかと思います。『休むも相場』の時期なのかもしれません。

本日の予想レンジ 高値圏4600~4620円 安値圏4510~4530円

遠藤 豪

本日の経済指標・要人発言
独 4月小売売上高指数(前月比) 前月-0.3% 予想+0.2%
ユ 5月CPI<速報値>(前年比) 前月+1.2% 予想+1.4%
ユ 4月失業率 前月12.1% 予想12.2%
ユ 5月CPIコア(前年比)  前月+1.0% 予想+1.1%
米 4月個人所得(前月比・年率) 前月+0.2% 予想+0.1%
米 4月個人消費支出(前月比) 前月+0.2% 予想±0.0%
米 4月PCEコア・デフレータ(前年比) 前月+1.1% 予想+1.0%
米 5月シカゴ購買部協会景気指数 前月49.0 予想50.0
米 5月ミシガン大学消費者信頼感指数<確報値> 前月速 83.7 予想83.7


CFTC大口投機家 買越 80,259枚(21日時点) 先週 買越 83,726枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統