【NY市場】 2013/5/23
NY金 1391.80 +24.40 +1.75%
NYダウ 15294.5 -12.67 -0.08%
ドル円 102.01 -1.16
ユーロドル 1.2933 +0.0072
【東京市場】 2013/5/24
夜間/始値・高値・安値・終値
4,525円 4,574円 4,484円 4,568円
日中/始値・高値・安値・現在
4,579円 4,593円 4,571円 4,583円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1018.574 (23日) 1020.07
リースレート1ヶ月 0.15 (23日) 0.14

先日の日本主導の円安ドル高では金は確りしましたが、米国主導の円安ドル高、つまりドル高がメイン材料となると金は下げやすいと言いました。昨日はそれと同じ事で、日中取引は日本主導の円高によって金価値は押し下げられる現象が起こりました。

きっかけは午前中に発表された中国の製造業PMIが50を割り込んだ事で、景気に対する減速感が警戒され、リスクオフ円買いの流れからドル円は103円台を割り込む動きとなりました。その後は、ストップロスを巻き込む形で一気に101.50円辺りまで価格を下げました。そして、欧州時間からは更に円高ドル安が進み、101円を割れて、100.90円辺りまで下げる場面もありました。

その分のドル建て金の価格は上昇となり、昨晩のバーナンキ発言後持ち合っていた1,370ドル台もあっさり上抜ける動きとなりました。欧米市場ではドル安と捉えられる動きとなり、金価格の上昇力は強まりました。完全に巻き戻し的な動きです。

リスクオン一辺倒の相場であっただけに、久しぶりのリスクオフ全開の動きでした。とはいえ、おとといの1,413ドルといった高値を上抜けるまで買われる事はなく、昨晩の高値は1,398ドル辺りとなりました。

円高ドル安でも、円安ドル高でも金はどちらも同じ動きをするときがあります。訳が分からないといえばそれまでですが、私はこう考えております。

金の価格ではなく、金の価値で金価格の方向性をある程度見てゆかなければいけない状況に入っていると考えております。基本的にはドルが高いと金の価値は下がり、ドルが安いと金の価値は上がるといえますが、それに加えて、円が安いと金価値は上がり、円が高いと金価値が下がるとも判断できそうです。すこしややこしいですが、同じ円安ドル高でも真逆の動きになりますので、その辺りの見極めが判断基準になるのではないかと思われます。

日経平均は過去11番目の一日での下げ幅を記録し、2000年以降で最大の下げ幅となりました。NYダウの動きも高値からみれば一時は350ドル以上下げたかと思えば、そこから一気に100ドル戻すうごきであり、最近の金融市場は滅茶苦茶です。

先月の金の大暴落とまではいかないまでも、金融市場全般が急落急騰を繰り返しているような状況です。高速コンピューター取引がこのような動きを助長している事は間違いないのでしょうが、このような時は不確定要素が非常に大きく、プロは近寄りません。

博打好きのお客様は非常に喜んでおられますが、そうではないお客様にとってはだだの恐ろしい相場です。もう少し様子見として、方向感を見定めたいと考えております。レンジ高値圏は試し売りをしてみたい気持ちもありますが、詳細はメール・レポートにて宜しくお願いいたします。

遠藤 豪

本日の経済指標・要人発言
日 黒田日銀総裁講演
独 Q1GDP<確報値>(前期比) 前回+0.1% 予想+0.1%
独 Q1GDP<確報値>(前年同期比) 前回-0.2% 予想-0.2%
独 3月IFO景気動向指数 前月104.4 予想104.4
米 4月耐久財受注(前月比) 前月-5.7% 予想+1.5%
米 4月耐久財受注(除輸送用機器)(前月比) 前月-1.4% 予想+0.5%


CFTC大口投機家 買越 83,726枚(14日時点) 先週 買越 89,423枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統