【NY市場】 2013/5/8
NY金 1473.7 +24.90 +1.69%
NYダウ 15105.12 +48.92 +0.32%
ドル円 99.01 +0.01
ユーロドル 1.3153 +0.0074
【東京市場】 2013/5/9
夜間/始値・高値・安値・終値
4,633円 4,700円 4,623円 4,685円
日中/始値・高値・安値・現在
4,687円 4,693円 4,687円 4,690円

昨晩の欧米市場は、ECBでのABS(資産担保証券)の取扱について前向きに検討されていることが、リスクオンと判断されたことで、ユーロ高を筆頭にしっかりの状況でした。先日、利下げを行ったばかりのユーロですが、むしろそれを境にして上昇してきているようにも見えます。利下げによって金融システムが下支えされ、回復基調が明確となれば、より一層買われやすくなるでしょう。

ユーロ圏が上向きとなれば、いまだ伸び代の大きい中国への上昇力が強まる形となります。

昨日の中国4月の貿易収支、本日のCPIも好調です。また、7日の政府発表では香港を通じて中国本土への3月の金輸入量が過去最高水準にありました。暴落した4月はそれ以上の需要増となっている可能性が高いと言われております。

ETFといった金融寄りの現物需要が減少を続けていても、個人の金庫への金備蓄、現物需要は大きく増加しているといえます。ETFよりもむしろこれらの備蓄は長期にわたって取り崩される可能性が低く、金にとっては非常に大きな下支えとなります。

昨年から金を売り抜けていた著名投資家ジョージ・ソロス氏が、ここへ来て豪ドルを売り始めているとの噂が流れております。時を同じくして、その弟子的存在であるドラッケンミラー氏が、商品相場の上昇サイクルの終焉の可能性を示し、豪ドル、カナダドルなど資源大国のつうかを避けることを促したようです。

相場の組立、予想、そして的中は、まるで知的ゲームのような感覚であり、相場を行う者の楽しみの一つであると思われます。しかし、これは実際の売買で儲ける事とはまた別次元のものであり、「予想が的中したが大して儲からなかった」「想定とは違ったが、大きく儲かった」などという事が多々起こるわけです。

著名投資家と言えどもあくまで予想であり、そうなると決まったわけではありません。そうなった時にどうするか?これを一つのシナリオとして想定し、自分の考えと並べてみてゆけば良いと思われます。ただし、著名投資家の意見は市場参加者への心理作用も大きく、ファンダメンタルの変化、トレンドの変化とは区別して見極める必要がありそうです。

金は保ち合いレンジの上限です。上抜けるのか、再び下げるのかの見極めです。明確なトレンドから買う、もしくは大きく下げた場面を待って買うか、そのどちらかのじっくり構えるスタンスです。

経済指標・要人発言
英 鉱工業生産指数 前月+1.0% 予想+0.2%
英 英中銀政策金利発表 前回0.50% 予想0.50%
英 英中銀資産買入 前回3750億ポンド 予想3750億ポンド
米 新規失業保険申請件数 前週32.4万件 予想33.5万件
 遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1051.47(8日)1057.79
リースレート 0.04%(8日)0.04%

CFTC大口投機家 買越 97,052枚(30日時点) 先週 買越 104,255枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統