【NY市場】 2013/4/1
NY金 1600.9 +5.20 +0.32%
NYダウ 14572.85 -5.69 -0.04%
ドル円 93.23 -0.92
ユーロドル 1.2849 +0.0032
【東京市場】 2013/4/2
夜間/始値・高値・安値・終値
4,313円 4,841円 4,807円 4,818円
日中/始値・高値・安値・現在
4,818円 4,819円 4,805円 4,815円

米国市場は再開しましたが、欧州市場は休場となり、昨晩も今ひとつ商いに弾みがつかない取引となりました。

唯一の材料であった米国の経済指標3月のISM製造業景況指数は、かろうじて分岐点となる50を越えたものの、前月よりも、また予想をも下回る数値となったことで、ドル売りユーロ高となりました。しかし、リスクオフの考え方から、ドル売り円買いも進む事となり、金価格はここ数日の安値を更新する結果となりました。

NYダウもその影響からマイナス圏での取引となりましたが、それ以上でもそれ以下でもないといった材料不足の感は否めず、これまでの上昇の方向を転換させるまでの動きとはなっていないようです。

東京市場では、早朝から始まっております衆院予算委員会での黒田日銀総裁の発言は木曜日の会合前ということで、政策についての目新しい内容については示されないことになっております。ドル円は93円を割り込み、1ヶ月ぶりの安値を更新しております。

夕方は欧州の製造業PMI確報値が発表されます。今回のリスクオフの発端となっている欧州だけに、速報値同様に更なる悪化が見られるかどうか、その行方に注目が集まっております。また明け方には米国の連銀総裁の講演がいくつか行われ、今後の金融政策の行方を想像させるだけの材料となるかどうかに注目です。

また、今週は何と言いましても木曜4日の日銀の金融政策決定会合、欧州ユーロ圏、英国の金融政策について、そして金曜5日には米国雇用統計が発表されます。

新年度が始まり、ファンドの動きもこれからです。目新しい材料がないため、固着状態が続いておりますが、米国を中心とした世界的な金融緩和が方向転換しない限りは、景気が良くなろうとも悪くなろうとも金は買われる動きになり易いと思われます。FRBがいまだ長めの金融緩和継続を示している以上、上昇トレンドが続くものと判断できるのではないかとも思われます。

景気が良くなってゆく過程では、本格的に景気回復と見られるまでは現在の量的緩和状態が続けられるということであり、それが続く以上、インフレの目が消えません。また、景気が悪化する場合は、更なる量的緩和継続が強まるため、セーフヘブンである金への資金流入は避けられず価格は上昇する可能性が高いです。

いまだ、ファンドにも明確な方向性が見えておらず、相場も同様に気迷いの時期に入っているようです。ファンダメンタルがガラリと変わることは無いと思いますが、瞬間的な押し(下げ)はまだあるかもしれないと思っております。その時でも柔軟に対応できるような建玉計画、見通しを立てておくことが重要であると思われます。じっくり行きましょう。

相場格言通り『閑散に売りなし』となれば良いのでしょうが、積極的な売り手、買い手不在の中、どのように動くのでしょうか。木、金と週末が大きなきっかけになるのかもしれません。相場の雰囲気は買い手にとっては悪く、重い展開です。

本日の経済指標・要人発言
独 3月製造業PMI【確】 前48.9 予想48.9
ユ 3月製造業PMI【確】 前46.6 予想46.6
英 3月製造業PMI【確】 前月47.9 予想48.7
ユ 2月失業率 前月11.9% 予想12.0%
独 3月CPI【速】(前年比) 前月+1.5% 予想+1.3%
米 2月製造業受注指数 前月-2.0% 予想+2.9% 
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1217.05(1日)1221.26
リースレート 0.04%(1日)0.04%

CFTC大口投機家 買越 132,446枚(26日時点) 先週 買越 135,610枚
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