【NY市場】 2013/3/28
NY金 1595.7 -11.50 -0.72%
NYダウ 14578.54 +52.38 +0.36%
ドル円 94.15 -0.31
ユーロドル 1.2817 +0.0037
【東京市場】 2013/3/29
夜間/始値・高値・安値・終値
4,881円 4,884円 4,842円 4,848円
日中/始値・高値・安値・現在
4,856円 4,857円 4,845円 4,849円

昨晩も欧州時間に金は売られることとなりました。ここ数日の下げの意味合いとは若干異なっており、ユーロは昨日の安値から切り返してきているものの金は上昇せず、逆に落ち着き始めた市場はセーフヘブンである金市場から資金が流出しているようです。

『下げる時はリスクオフで下げ、リスクオンでも下げるとなれば一体どういうことなのか?』という、金の買い方にとっては歯ぎしりをしたくなる状況かもしれませんが、よくよく見てみますと案外単純なのかもしれません。

金価格レンジ上限であるドル建て1,605~1,615辺りは厚い壁となっており、再び1,600ドル割れまで価格を下げております。とはいえ、今月初旬に1,560ドル近辺まで下げていた価格は本日1,595ドル前後で取引されております。金上昇と前後してドル円は96円近くまで上昇しておりましたが、現時点でも94円台を維持しております。

3月初旬はドル円が93円、ドル建て金1,575ドル、東京金4,750円で推移しておりました。現在は94円、1,595ドル、4,850円であり、1円の円安で約50円高、20ドルの金高で約60円幅を東京金は上昇することとなり、合計110円上昇しているという計算です。

それぞれ上昇率を見てみますとドル円は1.06%、ドル建て金は1.57%の上昇であり、ドル円の影響も大きいものの金そのものの上昇が若干大きいことがわかります。つまり、ドル円に翻弄されながらもじわじわ金価値は上昇していると言えるのではないでしょうか。

目先の動きは、リスクオン、リスクオフに絡んだ短期筋が価格を上下させると思われますが、このあたりからの注目は大手ファンドでもなく、商社でもなく、ETFを始めとする現物の安値拾いが入るかどうかだと思われます。

今年の2月20日のFOMC以降、大きく減少傾向にあった金ETF市場ですが、ここ数日は変わらずの日が続いております。ドル建て価格は下げ止まっており、現物の値ごろ買いが入るようになれば大きく流れが変化すると思われます。

無駄に騒いだキプロス情勢も落ち着きつつ有り、今度は再びイタリアの連立問題へと焦点は移りつつあるようです。まだまだ不安定な状況は続くと思われますが、売買方針に変化はありません。上値は重く、下値も硬いですが、じっくり時間を掛ける場面であると思いますので、慌てず焦らず待ちたいと思います。押し目買いです。

本日の経済指標・要人発言
今晩はグッドフライデーで米、英、ユーロ圏は休場
米 2月個人所得 前月-3.6% 予想+0.8%
米 2月個人消費支出 前月+0.2% 予想+0.6%
米 2月コアデフレータ 前月+1.3% 予想+1.3%
米 3月ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 速報値71.8 予想72.6
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1221.26(28日)1221.26
リースレート 0.04%(28日)0.02%

CFTC大口投機家 買越 135,610枚(12日時点) 先週 買越 114,507枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統