【NY市場】 2013/3/14
NY金 1590.7 +2.30 +0.14%
NYダウ 14539.14 +83.86 +0.58%
ドル円 96.11 -0.01
ユーロドル 1.3004 +0.0043
【東京市場】 2013/3/15
夜間/始値・高値・安値・終値
4,927円 4,945円 4,906円 4,929円
日中/始値・高値・安値・現在
4,921円 4,940円 4,920円 4,927円
本日国会にて日銀の総裁、副総裁が承認されいよいよ今月20日から新体制となることを受けて、ドル円は本日9時と比べると20銭ほど円安ドル高の96.20円まで上昇することとなりましたが、決定されるやいなや行って来いの動きとなり、再び96円前後での取引となっております。
ドル円の値動きが金価格に強く影響を及ぼしている現在ですが、ここ最近のドル円の方向性ははっきりしておらず、ある程度大きな値幅で持ち合っているように見えます。私は、ユーロの動きが今後の鍵を握っているのではないかと思っております。
昨晩の欧州市場では、スペインでの経済指標の若干の悪化がきっかけとなり、2年ぶりに低下していたスペイン債利回りは大きく上昇することとなりました。イタリアの選挙後以来、市場の不安はスペインからイタリアに移っていただけであり、特にスペインだけが改善されたわけではないようです。イタリア、スペインの利回りスプレッドはかなり縮小していたようですが、ここへ来て市場は冷静さを取り戻しつつあります。
そんな不安定な状況にある欧州を反映して、2月初めからユーロの値動きが芳しくありません。しかし、昨年11月の1.26台の安値を大きく下回ってダウントレンドを明確にしているわけでもなく、かろうじてユーロドルで1.30前後をキープしている状況です。ユーロがあまり悪くなるようであれば、資金は米国へ集中することになりますし、その時の金への影響は非常に読みにくくなるように思われます。
デフォルトのような欧州不安があれば、一昨年のギリシャ債務危機の時のように大暴騰する可能性もあります。しかし、現在では万が一の時にECBが国債を買い支える事が可能となっており、上記のようになる可能性はかなり低いと考えられます。ユーロ圏が劇的に改善される可能性は低く、米国よりも数年遅れて金融安全網ができている以上、まだまだユーロ不安は続くものと考えられます。
そういった考え方でゆくならば大きく分けて、現在のようなユーロ圏の今後が不透明で、米国が好調な場合と、米国が不調な場合との2つのパターンが挙げられます。米国経済が本当に好調であれば、ドル建て金は資金が株式市場や債権市場に流れるため上げにくくなりますが、金融緩和が継続している間の金価格暴落は考えにくいです。米国市場が不安定になれば、その逆が起こります。ただし、その場合はドル円が円高ドル安へ振れやすくなるため東京金の上昇スピードは落ちるかと思いきや、その分ドル建て金の上昇スピードが加速すればそちらの方が勝る事となるため上昇力は強いと思われます。
東京金価格が新高値を更新するためには、リスクオンのドル買い、日本の金融緩和でドル円が100円辺りまで急騰するか、米国が不安定になることでドル建て金が1,700ドルを目指せるかどうかということが必要なのではないかと思われます。どちらにしましても、押し目待ちです。なかなか下げて来ないのでじれったく、今日にでも買いたい気持ちになりますが、もう少し様子見とします。
本日の経済指標・要人発言
米 3月NY連銀製造業指数 前月+10.04 予想+10.00
米 2月CPI(前年比)前月+1.6% 予想+1.9%
米 2月CPI【除食、エネ】 前月+1.9% 予想+2.0%
米 3月ミシガン大消費者信頼感指数 前月77.6 結果78.0
遠藤 豪
金
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1236.31(14日)1236.31
リースレート -0.07%(14日)-0.06%
CFTC大口投機家 買越 107,587枚(5日時点) 先週 買越 116,599枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
NY金 1590.7 +2.30 +0.14%
NYダウ 14539.14 +83.86 +0.58%
ドル円 96.11 -0.01
ユーロドル 1.3004 +0.0043
【東京市場】 2013/3/15
夜間/始値・高値・安値・終値
4,927円 4,945円 4,906円 4,929円
日中/始値・高値・安値・現在
4,921円 4,940円 4,920円 4,927円
本日国会にて日銀の総裁、副総裁が承認されいよいよ今月20日から新体制となることを受けて、ドル円は本日9時と比べると20銭ほど円安ドル高の96.20円まで上昇することとなりましたが、決定されるやいなや行って来いの動きとなり、再び96円前後での取引となっております。
ドル円の値動きが金価格に強く影響を及ぼしている現在ですが、ここ最近のドル円の方向性ははっきりしておらず、ある程度大きな値幅で持ち合っているように見えます。私は、ユーロの動きが今後の鍵を握っているのではないかと思っております。
昨晩の欧州市場では、スペインでの経済指標の若干の悪化がきっかけとなり、2年ぶりに低下していたスペイン債利回りは大きく上昇することとなりました。イタリアの選挙後以来、市場の不安はスペインからイタリアに移っていただけであり、特にスペインだけが改善されたわけではないようです。イタリア、スペインの利回りスプレッドはかなり縮小していたようですが、ここへ来て市場は冷静さを取り戻しつつあります。
そんな不安定な状況にある欧州を反映して、2月初めからユーロの値動きが芳しくありません。しかし、昨年11月の1.26台の安値を大きく下回ってダウントレンドを明確にしているわけでもなく、かろうじてユーロドルで1.30前後をキープしている状況です。ユーロがあまり悪くなるようであれば、資金は米国へ集中することになりますし、その時の金への影響は非常に読みにくくなるように思われます。
デフォルトのような欧州不安があれば、一昨年のギリシャ債務危機の時のように大暴騰する可能性もあります。しかし、現在では万が一の時にECBが国債を買い支える事が可能となっており、上記のようになる可能性はかなり低いと考えられます。ユーロ圏が劇的に改善される可能性は低く、米国よりも数年遅れて金融安全網ができている以上、まだまだユーロ不安は続くものと考えられます。
そういった考え方でゆくならば大きく分けて、現在のようなユーロ圏の今後が不透明で、米国が好調な場合と、米国が不調な場合との2つのパターンが挙げられます。米国経済が本当に好調であれば、ドル建て金は資金が株式市場や債権市場に流れるため上げにくくなりますが、金融緩和が継続している間の金価格暴落は考えにくいです。米国市場が不安定になれば、その逆が起こります。ただし、その場合はドル円が円高ドル安へ振れやすくなるため東京金の上昇スピードは落ちるかと思いきや、その分ドル建て金の上昇スピードが加速すればそちらの方が勝る事となるため上昇力は強いと思われます。
東京金価格が新高値を更新するためには、リスクオンのドル買い、日本の金融緩和でドル円が100円辺りまで急騰するか、米国が不安定になることでドル建て金が1,700ドルを目指せるかどうかということが必要なのではないかと思われます。どちらにしましても、押し目待ちです。なかなか下げて来ないのでじれったく、今日にでも買いたい気持ちになりますが、もう少し様子見とします。
本日の経済指標・要人発言
米 3月NY連銀製造業指数 前月+10.04 予想+10.00
米 2月CPI(前年比)前月+1.6% 予想+1.9%
米 2月CPI【除食、エネ】 前月+1.9% 予想+2.0%
米 3月ミシガン大消費者信頼感指数 前月77.6 結果78.0
遠藤 豪
金
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1236.31(14日)1236.31
リースレート -0.07%(14日)-0.06%
CFTC大口投機家 買越 107,587枚(5日時点) 先週 買越 116,599枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統