【NY市場】 2013/3/8
NY金 1576.9 +1.80 +0.11%
NYダウ 14397.07 +67.58 +0.47%
ドル円 96.03 +1.20
ユーロドル 1.3001 -0.0107
【東京市場】 2013/3/11
夜間/始値・高値・安値・終値
4,856円 4,908円 4,847円 4,878円
日中/始値・高値・安値・現在
4,898円 4,898円 4,878円 4,893円

雇用統計で20万人以上の増加を示したのは昨年の2月から丁度1年ぶりの伸び幅であり、失業率は1年前と比べて0.6%下がっており、数字だけを見るならば確実に米国労働市場は改善に向かっていると考えられます。しかし、金融緩和による効果が本当に浸透し、米金融政策を引き締め方向へ舵を切ったとしても、その効果が持続するまでにはまだまだ序盤であるようにも思われます。

私の好きなファンドマネージャーの一人、PIMCOのビル・グロース氏が今回の雇用統計の数値が予想以上であったことについて、これによるFRBによる金融緩和が終了することはないとの考えを示しました。また、問題となっている金融緩和終了の基準としての失業率6.5%についても、すぐさま緩和終了とはならない見解を示しました。

欧州では、前日のドラギECB総裁の経済が安定してきているとの判断に確りの状況であったものの、実際は米国の雇用統計の影響で株価上昇となり、4年ぶりの高値を更新することと成ったようです。しかし、米国発のリスクオンは、金にとって微妙な影響を示します。雇用統計が発表された直後は、ドル高が急激に進み、ドル建て金は急落となりました。投げ売りも重なって、東京市場はプラスを維持することが出来ず、一時的にはマイナス圏へ値を落とす場面もありました。

しかし23時ころからドル建て金は下げ止まり、インフレヘッジの考え方による金買いが入り、一気に値を戻す動きとなりました。12時前にはほとんど急落前の価格1,575ドル近辺まで戻しておりました。勢い余って、価格は1,580ドルを超える場面もあり、東京市場では約3週間ぶりの4,900円台を回復する場面もありました。

その後は、イタリアの格下げを受けてユーロ売り、円買いから、ドル円も1円近く下げ95.50円辺りまで下げることとなりました。それに伴い東京金価格も4,861円までの調整となりました。明けて東京開始は4,900円手前の4,898円からのスタートとなりましたが、現在は4,890円前後での推移となっております。

売買に関してですが、ここからの急激な上昇に関しては一度利食いを先行させる場面であると考えております。5,000円台は相当な売買がなされた激戦地帯であったため、それなりに大きな壁となっていると思われます。詳細は別途お伝えします。

本日の経済指標・要人発言
特になし
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1239.74(8日)1243.05
リースレート -0.06%(8日)-0.07%

CFTC大口投機家 買越 116,599枚(26日時点) 先週 買越 103,651枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統