【NY市場】 2013/2/21
NY金 1578.6 +0.60 +0.04%
NYダウ 13880.62 -46.92 -0.34%
ドル円 93.12 -0.43
ユーロドル 1.3188 -0.0095
【東京市場】 2013/2/22
夜間/始値・高値・安値・終値
4,722円 4,752円 4,700円 4,734円
日中/始値・高値・安値・現在
4,719円 4,772円 4,738円 4,763円

ファンダメンタル的には、米国の経済指標が久しぶりに悪化を示すものが幾つか示されたこと、セントルイス連銀総裁、ダラス連銀総裁による量的緩和の早期終了を促す内容の発言など、市場にとってはマイナスとなる内容となりました。原油、プラチナ、金などの商品市場はここ数日急激に下げてきたためか、それほど大きく下げることにはなりませんでした。株価におきましてもNYダウで14,000ドルを割れてはいるものの、いまだ高値圏と言える水準であり、ここ数日の商品市場における下げは、大きなファンダメンタルの変化によるものではなく、テクニカル的な調整であった可能性が高いと考えられます。

少し上昇スピードが早かった分、下げも相応のものとなったのではないかと思われます。ちょっとくしゃみをした程度ではないかと思います。しかし、すぐに先週までの元気の良い上昇スピードが復活するわけでもなく、あと2、3日から1週間程度は下値を固める時間が必要ではないかと考えております。突っ込みや大崩は買い、戻りはいくらか利食いをするのもひとつの方法ですし、そのまま残せる枚数だけ買いっぱなしで、動きを待つのも一つだと思います。

先日のG20でのIMF報告書が公表されましたが、直前にロシアやその他の国から円安牽制発言が相次ぎ、ドル円は乱高下する場面もありましたが、IMFは円安に対する懸念は無いとして、ラガルド専務理事もIMFとして日本の金融緩和を歓迎、デフレ脱却には必要な政策であるとして一定の評価を示したようです。IMF自体が米国の影響を大きく受ける機関であることを考えますと、そもそも米国が日本の金融緩和、量的緩和を後押ししている筋もあり、IMFの意見は予想されたものと言えそうです。

自民党にとっては、7月の参院選までは株価を高値に維持したいという気持ちがあるでしょうし、米国は出口戦略へ動き出すときには国債の下落を防ぐために日本の資金を必要としているという、お互いの利益に協力しあっていると思われます。昨年12月には日本の株式市場における、外国人の買い越し額が7年ぶりの高水準であり、記録的な規模にあるという先月の日経新聞の記事は記憶にあたらしいです。

シナリオはすでにできていると思われます。そういった仮説をたてるのであれば、まだ金融市場が崩れるには早いと考えられます。金融市場全般、押し目買いであると思います。金も絶好の買い場面が来ているのではないかとも思いますが、油断は禁物です。あくまで仮説です。事実、統計上は貴金属の2月以降の上昇率はここ20年間でもそれほど芳しくはありません。だからと言って、上昇しないかといえばそういうわけでもありません。リスク管理を確りして買ってゆきたいものです。

経済指標・要人発言
米 1月CPI 前月+1.7% 予想+1.6% 結果+1.6%
米 1月CPIコア 前月+1.9% 予想+1.8% 結果+1.9%
米 新規失業保険申請件数【万人】 前週34.2 予想35.5 結果36.2
米 2月フィラデルフィア製造業指数 前月-5.8 予想+1.0 結果-12.5
米 1月中古住宅販売件数(前月比) 前月-1.2% 予想—0.8% 結果+0.4%
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1290.31(21日)1299.19
リースレート -0.02%(21日)-0.02%

CFTC大口投機家 買越 126,835枚(12日時点) 先週 買越 137,465枚
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