【NY市場】 2013/2/20
NY金 1578 -26.20 -1.66%
NYダウ 13927.54 -108.13 -0.78%
ドル円 93.55 -0.01
ユーロドル 1.3283 -0.0105
【東京市場】 2013/2/21
夜間/始値・高値・安値・終値
4,835円 4,838円 4,763円 4,776円
日中/始値・高値・安値・現在
4,748円 4,757円 4,692円 4,704円
昨日のFOMCの議事録内容からは、明確なものは特に何もありませんでした。ただし、以前より言われております金融緩和の出口戦略に対して、失業率の低下やインフレ率の上昇など明確な指標を決定すべきであるといった意見が幾分強くなってきていると判断されたようです。市場では量的緩和後退の論調から過剰流動性の減少時を想定した売買が全体的に価格を圧迫したようです。
今晩は欧州ではPMI、米国ではCPI、失業保険申請件数などいくつかの景況指数が発表されます。また、今年からFOMCのボードメンバーとなり、タカ派的発言の多いセントルイス連銀のブラード総裁の講演があるようです。再び、量的緩和を早期終了すべき理由が語られることとなりそうですが、市場はすでに大きく下落しており、織り込み済みであるとも考えられます。本日の下げは、特に決定事項はなにもない中での、思惑による売り先行、ストップロスヒットによる急落と言えそうです。よくある陰の極ではないかと第六感では感じておりますが・・・。
ファンドは、上昇するときも下落するときも大きなトレンドを作りやすいものですが、やり過ぎるのもファンドです。米国商品先物取引委員会(通称CFTC)から、毎週発表される取引内訳に代表されるファンドの金売買内訳は、特にNY金価格とファンドの売買推移は非常に相関性が高いというデータが出ております。
簡単に言うならば、ファンドが買えば上昇し、ファンドが売れば下落するということですが、後から振り返ってみますと、ファンドは天井と思われる場面でも率先して買っていますし、底と考えられる場面でも率先して売っています。ということは、ファンドが買っている間は上昇過程か天井、売っている間は下落過程か底ということがいえます。逆に言えば、彼らが動かなければ相場は大きく動かないということでもあります。
そこで、今後のファンドの動きを推理するため、現状分析をしてみたいと思います。
先週12日の時点でNY金価格は1650ドルあたりで推移しており、ファンドの買い越し残は12万枚でした。昨年の春から夏場にかけて1500ドル台前半まで下落していた頃の買い越し残玉は11万~14万程度であり、その頃に匹敵する値にまで減少しておりました。そして、現在では先週12日から比べ価格は100ドル下落しています。この下げ方から推測するとファンドの買い越し残は大きく減少していると思われ、昨年の安値1,526ドルをつけていた頃以上に減少している可能性さえあるのではないかと思っております。
つまり、現状はリーマンショック以降で最大に近い水準にまでファンドの金の買い越し残が減少しているということが言えます。ファンドはこれ以上減少させてゆくのか、また売り越しに転じてしまうのか。真相はファンドの運用者本人でなければわからないでしょうし、彼らにとっても未来のことです。ただし、いまだ米国の量的緩和策は継続されたままですし、根幹になるファンダメンタルの変化は無いと考えられます。
2009年以降は全てファンドの買い越し残が14~15万枚以下になった場面から価格の反転が始まっています。また、2004年以降ファンドは売り越しになったことはありません。私の結論からしますと、ファンドは今までどおり相場が止まり始めれば再び買い始めることを想定し、本日の安値場面でも買い推奨いたします。ただし、値幅が非常に大きく、ボラティリティも高まってきておりますので、十分に資金配分を考えて売買に挑まれることをお祈り致します。
経済指標・要人発言
英 1月失業率 前月4.7% 予想4.8% 結果4.7%
英 1月失業保険申請件数 前月-15,800件 予想-5,500件 結果-12,500件
米 1月住宅着工件数【万件】 前月97.3 予想92.0 結果89.0
米 1月PPI(前年比) 前月+1.3% 予想+1.5% 結果+1.4%
米 1月PPIコア 前月+2.0% 予想+1.7% 結果1.8%
米 FOMC議事録公表(1月29、30日分) 意見が割れている印象
遠藤 豪
金
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1299.19(20日)1319.96
リースレート -0.02%(20日)-0.03%
CFTC大口投機家 買越 126,835枚(12日時点) 先週 買越 137,465枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
NY金 1578 -26.20 -1.66%
NYダウ 13927.54 -108.13 -0.78%
ドル円 93.55 -0.01
ユーロドル 1.3283 -0.0105
【東京市場】 2013/2/21
夜間/始値・高値・安値・終値
4,835円 4,838円 4,763円 4,776円
日中/始値・高値・安値・現在
4,748円 4,757円 4,692円 4,704円
昨日のFOMCの議事録内容からは、明確なものは特に何もありませんでした。ただし、以前より言われております金融緩和の出口戦略に対して、失業率の低下やインフレ率の上昇など明確な指標を決定すべきであるといった意見が幾分強くなってきていると判断されたようです。市場では量的緩和後退の論調から過剰流動性の減少時を想定した売買が全体的に価格を圧迫したようです。
今晩は欧州ではPMI、米国ではCPI、失業保険申請件数などいくつかの景況指数が発表されます。また、今年からFOMCのボードメンバーとなり、タカ派的発言の多いセントルイス連銀のブラード総裁の講演があるようです。再び、量的緩和を早期終了すべき理由が語られることとなりそうですが、市場はすでに大きく下落しており、織り込み済みであるとも考えられます。本日の下げは、特に決定事項はなにもない中での、思惑による売り先行、ストップロスヒットによる急落と言えそうです。よくある陰の極ではないかと第六感では感じておりますが・・・。
ファンドは、上昇するときも下落するときも大きなトレンドを作りやすいものですが、やり過ぎるのもファンドです。米国商品先物取引委員会(通称CFTC)から、毎週発表される取引内訳に代表されるファンドの金売買内訳は、特にNY金価格とファンドの売買推移は非常に相関性が高いというデータが出ております。
簡単に言うならば、ファンドが買えば上昇し、ファンドが売れば下落するということですが、後から振り返ってみますと、ファンドは天井と思われる場面でも率先して買っていますし、底と考えられる場面でも率先して売っています。ということは、ファンドが買っている間は上昇過程か天井、売っている間は下落過程か底ということがいえます。逆に言えば、彼らが動かなければ相場は大きく動かないということでもあります。
そこで、今後のファンドの動きを推理するため、現状分析をしてみたいと思います。
先週12日の時点でNY金価格は1650ドルあたりで推移しており、ファンドの買い越し残は12万枚でした。昨年の春から夏場にかけて1500ドル台前半まで下落していた頃の買い越し残玉は11万~14万程度であり、その頃に匹敵する値にまで減少しておりました。そして、現在では先週12日から比べ価格は100ドル下落しています。この下げ方から推測するとファンドの買い越し残は大きく減少していると思われ、昨年の安値1,526ドルをつけていた頃以上に減少している可能性さえあるのではないかと思っております。
つまり、現状はリーマンショック以降で最大に近い水準にまでファンドの金の買い越し残が減少しているということが言えます。ファンドはこれ以上減少させてゆくのか、また売り越しに転じてしまうのか。真相はファンドの運用者本人でなければわからないでしょうし、彼らにとっても未来のことです。ただし、いまだ米国の量的緩和策は継続されたままですし、根幹になるファンダメンタルの変化は無いと考えられます。
2009年以降は全てファンドの買い越し残が14~15万枚以下になった場面から価格の反転が始まっています。また、2004年以降ファンドは売り越しになったことはありません。私の結論からしますと、ファンドは今までどおり相場が止まり始めれば再び買い始めることを想定し、本日の安値場面でも買い推奨いたします。ただし、値幅が非常に大きく、ボラティリティも高まってきておりますので、十分に資金配分を考えて売買に挑まれることをお祈り致します。
経済指標・要人発言
英 1月失業率 前月4.7% 予想4.8% 結果4.7%
英 1月失業保険申請件数 前月-15,800件 予想-5,500件 結果-12,500件
米 1月住宅着工件数【万件】 前月97.3 予想92.0 結果89.0
米 1月PPI(前年比) 前月+1.3% 予想+1.5% 結果+1.4%
米 1月PPIコア 前月+2.0% 予想+1.7% 結果1.8%
米 FOMC議事録公表(1月29、30日分) 意見が割れている印象
遠藤 豪
金
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1299.19(20日)1319.96
リースレート -0.02%(20日)-0.03%
CFTC大口投機家 買越 126,835枚(12日時点) 先週 買越 137,465枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統