【NY市場】 2013/2/5
NY金 1672.4 -2.90 -0.17%
NYダウ 13979.3 +99.22 +0.71%
ドル円 93.64 +1.26
ユーロドル 1.3582 +0.0070
【東京市場】 2013/2/6
夜間/始値・高値・安値・終値
4,979円 5,067円 4,976円 5,035円
日中/始値・高値・安値・現在
5,057円 5,067円 5,046円 5,065円

昨日は、国の政策面で行き着くところまで行くしか無いと書かせて頂きましたが、相場も同じ様相です。

走りはじめた相場は、いつもそうです。一つの大きな材料を基にして大きく上昇し始めた相場は、何があろうと行き着くところまで行き過ぎます。これは価格が間違っているというわけではなく、またファンダメンタルが間違っているというわけでもなく『このままの環境で行けば数年後、数十年後になる?』であろう価格を先取りして売買がなされるからです。

なので、数年前につけたNY原油の147ドルやプラチナの2300ドル、トウモロコシの8ドルなどどの相場も一旦は大きく下げても、ファンダメンタルが大きく変化していなければ、再び上昇してきます。エネルギー問題、食糧問題は実社会に対して即日影響する問題ではなく、非常に長い時間をかけて起こって行きます。しかし、その間に技術革新や新たな発見がある場合が多く、そのファンダメンタルは修正され価格は当時の状態にまで上昇することはあまりありません。

現在の相場は、実のところ円安相場ではなく、ドルの信用回復相場です。NYダウが高い、ドルが高い、景気関連銘柄が高く、ドル建て金や米債は売られています。アメリカの景気回復を本物と見るならば現状でも景気関連銘柄の価格はまだまだ買いでしょう。その真贋について語っても相場は行き過ぎます。しかし、株式市場が上昇しても問題にはなりませんが、商品価格が上昇するとどうでしょうか。現在のFRBにとって最も怖いものの一つがインフレです。

過去に類を見ない量的緩和で過剰流動性は溢れかえっています。インフレを抑えるためには、金利を上げるか、量的緩和を解除するか色々な方法がありますが、そもそも信用がない所に貨幣供給することで無理やり信用インフレをつくっており、タイミングやその抑制手段を間違えると物価のみならず、株式市場の下落とともに米国債も下落し、金利が急騰し恐ろしい状況に陥ります。だからといって、インフレを無視していれば、最後は抑制できない状態にまで加速してしまいます。米国は難しい判断を迫られていると思われます。

ファンドは政府の政策を利用して、その弱点をついて上手に利益をあげています。頭のいい人たちはいるもんだなぁと思い知ります。ここ1~2週間、相場は激動となりそうです。相場で儲けるには、どの場面で儲けるのかをはっきりさせることだと思います。急騰急落といったボラティリティが高くなる場面で大きな値幅を儲けるのか、または確率で相場を張るのか。自分の儲け方を持ちましょう。

さて金相場ですが、期待とは裏腹に他の商品相場同様にあっという間に新高値更新となりました。こういうう場面では日銀総裁が辞任を表明しようと、経済指標が良かろうと悪かろうとあまり関係なく、とにかく強いの一言です。ボラティリティが高すぎますが、本日の場面ではお客様に少し売りをお薦めさせて頂きました。新しいファンダメンタルの変化があるわけでもありませんが、私の統計上はここ2~3日中に高値から100円以上下げる確率が非常に高くなっております。ここから更にやり過ぎればその分きつい下げになると思います。売買は無理にするものではありませんし、ボラティリティが高いので様子見もまた良しです。

経済指標
米 1月ISM非製造業景況指数 前月55.7 予想55.0 結果55.2
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1328.09(5日)1328.09
リースレート -0.09%(5日)-0.10%

CFTC大口投機家 買越 126,988枚(29日時点) 先週 買越 151,897枚
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