【NY市場】 2013/1/21
休場
【東京市場】 2013/1/22
夜間/始値・高値・安値・終値
4,883円 4,893円 4,864円 4,890円
日中/始値・高値・安値・現在
4,882円 4,892円 4,876円 4,887円

昨晩は米国市場がキング牧師の誕生日で休場。本日は、日銀の金融政策決定会合での内容が示されます。年初のアメリカの財政の崖問題回避後は、これといった大きなイベントはなく、世界的に金融市場全般が落ち着き始めていることからリスクオンとなり、株式市場筆頭に商品価格も非常にスピード感のある上昇が続きました。特に円市場は、政権が自民党に変わり日銀に対して大きな金融緩和を要求している事で、ドル円にして3ヶ月で77円から90円まで13円以上の円安となりました。大台である90円の到達と、ちょうど日銀の政策決定会合を控えているということから、調整が入りつつあります。

しかしながら、基本的な円安の動きに変化が生じるわけではなく、あくまで一服といったところでしょう。

最近では、景気回復の兆しによるリスクオンによって、株式市場の上昇と同様に、同じ商品市場でも金とその他景気銘柄を分けて考える必要がありそうです。NY金は昨年末から年始にかけて安値を更新しており、先週はやや上昇しましたがトレンドは横ばい、もしくは下向きに推移していると言えます。しかし、NY原油の価格は金同様に年末に安値圏を推移しておりましたが、現在では完全にその推移意気を脱し、昨年の2番目に高い山を形成した9月の100ドルまであと4ドルです。

また最もわかりやすい例を挙げるとしますと、一昨年2011年から続いておりました金価格とプラチナ価格の逆転現象がここへ来て同値・再逆転まで縮小して参りました。昨年3月にもこのような場面がありましたが、あの時は米国が落ち着きつつあったものの、欧州はギリシャの債務交換交渉やその他スペインなどPIIGSの国債利回りも高止まりしており未だ不安の強い場面でもありました。しかし、今回は少し違います。欧米のみならず、中国も新体制となり昨年12月の株価は大きく上昇し始めております。

アメリカの金融緩和が続く限りは、金価格の上昇は続くものと思われますが、景気循環が好転し始めインフレの兆しが見えるより前に、アメリカは金融引締めという出口戦略へ動き始めると思われます。その時は、金価格はここ数年間の長期上昇トレンドが長期下落トレンドへ移ってゆく可能性があります。まだまだ先のことだと思いますが、十分に注意したいと考えております。

ドル円の動きに翻弄される東京金ですが、現在の水準からの極端な急騰はファンダメンタル的には考えにくいと思われます。ファンドによる攻勢で上げたとしても、一時的だと思います。調整安を待ちます。

経済指標
目ぼしいもの特になし

遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1332.61(21日)1332.61
リースレート -0.08%(21日)-0.08%

CFTC大口投機家 買越 145,116枚(15日時点) 先週 買越 142,808枚
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