【NY市場】 2012/12/25
NY金  休場
NYダウ  休場
ドル円  休場
ユーロドル  休場
【東京市場】 2012/12/26
夜間/始値・高値・安値・終値
4,519円 4,520円 4,510円 4,518円
日中/始値・高値・安値・
4,527円 4,549円 4,547円

欧米市場はクリスマスで休場でした。当然ですが、東京市場夜間取引は上下幅10円と非常に狭い範囲での推移となりました。

日中の東京市場が始まり、週末の安倍自民党総裁のインフレ目標を引き上げに関する発言で円売りが進み、ドル円は85.30円、ユーロ円は112.50円辺りまで共に60銭前後円安となりました。その影響からドル建て金は1,660ドルから10ドル近く下げる場面もありましたが、円安と相殺されて円換算価格に変化はありませんでした。ところが東京金は高寄り後、4,544円の25円高まで急上昇しました。昨日の夜間取引までの東京価格はドル建て金に比べて割安状態となっておりました。米国の休み明けにドル建て価格が下げるのか、円価格が上げるのか判断の別れるところでしたが、後者に軍配が上がったようです。

理屈としましては、ドル建て市場が開かれていない状況では、アジアの多くのアービトラージ(サヤ取り)ディーラーは参加できず、どちらかと言えば先週の下げ局面で買い下がった一般投資家の利食い売りが出やすく、歪な価格がついていたと思われます。もう少しよく考え、早く気づくべきでした。そうすれば夜間取引で買うことができていたと思います。

米国の財政の崖問題は、共和党ベイナー下院議長が提案した年収100万ドル以下の世帯に対する減税措置を延長する議会採決が見送られ、今年末までに協議がまとまらなければ急激に歳出が削減され、経済に多大な影響を及ぼすとされております。リセッションまで懸念されている状況です。年末で自動的に減税失効、歳出削減が行われることになります。

しかしながら、12月初めのガイトナー財務長官は財政の崖問題による景気減速は想定済みであり、緊縮財政を行う用意があることを示しました。米政府には財政赤字を増加させることよりも、金融緩和によって市場を支え続ける考えがあるようです。もし、今月末までに協議がまとまらなかった場合、米国がくしゃみをすれば風邪をひく国も多く、結局のところ基軸通貨であるドルへの逃避、実物資産への逃避が加速します。ガイトナー長官はブラフをかけているのでしょうか。基本的に市場は楽観視しているようですが・・・。

今晩からNY市場は始まりますが、欧州はボクシング・デーで休場です。閑散とした状況に違いは無いと思われますが、ここ最近のNY時間でのファンド売りがでなければの話です。東京深夜1時ころが要注意です。

欧米全体としては27日からが完全に通常取引に入ります。欧米のホリデーの山場は過ぎました。徐々に参加者が市場へ戻ってきます。日本は年末年始という最大の休暇に入ります。今年は、昨年と違い金融市場においても久方ぶりの大型連休です。外電は4日分まとめて1月4日の金曜日に入ることになります。大きな値動きも予想されます。十二分に資金量に余裕のある形での建玉にて新年を迎えましょう。

先週末の急落場面で買われた方は、いくらか利食いを先行させても良いと考えられる価格帯までもう少しだと思われます。基本的な買い方針に変化はありません。

12月31日減税失効、歳出削減期限、1月1日交渉期限
ファンダメンタル
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1350.82(25日)1350.82
リースレート -0.11%(25日)-0.11%

CFTC大口投機家 買越 157,781枚(18日時点) 先週 買越 163,699枚
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