【NY市場】 2012/12/16
NY金 1696.2 +0.30 +0.02%
NYダウ 13135.01 -35.71 -0.27%
ドル円 83.48 -0.17
ユーロドル 1.3162 +0.0085
【東京市場】 2012/12/17
夜間/始値・高値・安値・終値
4,584円 4,589円 4,556円 4,564円
日中/始値・高値・安値
4,599円 4,599円 4,570円

金曜日の夜間取引、東京14日の開始は前日の東京時間とほぼ変わらずのレンジでのスタートとなりました。欧州のPMIが発表されましたが、内容的には強弱ミックスの内容であり、特に材料視されることはありませんでした。このところ株式市場、債券市場共に落ち着いてきている欧州市場ですが、更なるリスクオンとなるためには材料不足の感も否めません。そのため、経済指標程度では余程のことがない限り、殆ど大きな上下はなく推移するといった状況です。東京金価格もNY市場開始までは、4,574~4,587円の比較的狭いレンジでの推移となりました。

22時を過ぎ、NY時間帯に入ってきますと弱い予想となっておりました11月のCPI(消費者物価指数)の発表に向けて、若干のリスクオフの流れとなり、ダウ安、円高、金安となりました。実際にCPIの内容も予想を若干下回る弱い数値となり、東京金は23時過ぎには4,560円を割れる非常に重い値動きとなりました。しかし、CPIの内容はそれ以上でもそれ以下でもなく、その後は市場に対して大きな影響を与えることなく概ね4,560円台での推移となりました。

CFTCの発表によると先々週の大口投機筋の買いは3万枚近く減少しておりますが、先週は若干増えております(オプション込み)。しかし、一般投資家と見られる買いは更に減少しました。売り一巡といったところでしょうか。先々週まで続いた特に材料のない状況での急落の様な動きについては、今後少なくなると思われます。

そして、日曜日の日本の衆院選において大方の予想通り自民党が第一党となりました。かねてより更なる金融緩和を推し進めるべく論調の強かった自民党の公約通りに円安は進んでおりましたが、この結果をもってして東京市場ドル円は84.30円から、東京金も4,599円の9円高、夜間引けからは35円も高い値位置からスタートとなりました。その後は、急激な円売りドル買い一巡からドル円は83円台まで調整となり、東京金は4,580円を挟んでの推移となっております。

これで予定された年内の大きな行事は終了となり、市場の関心は米国の『財政の崖問題』一本に絞られてきております。先日の米国FOMCでの大規模な量的緩和決定、そして今回日本でも自民党による政権樹立、金融緩和が推し進められることが予想されます。円安かドル安かといった米国と日本の通貨安競争はさておき、世界共通通貨である金だけは両通貨に対して価値を高めてゆくことだけは確かだと思われます。目先の流れは、年末といった時期的要因もあり明確な動きは出にくいと思われますが、着実に下値を切り上げてゆく動きが予想されます。年末までは、本日寄付きのような噴き値場面では利食い売り先行し、押し目ではじっくりと買い拾って行ければと思います。

『財政の崖』・12月21日協議期限、12月31日減税失効、歳出削減期限

ファンダメンタル
米 11月CPI 前月+2.2% 予想+1.9% 結果+1.8%
米 11月CPIコア 前月+2.0% 予想+2.0% 結果+1.9%
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1351.42(14日)1351.42
リースレート -0.13%(14日)-0.13%

CFTC大口投機家 買越 163,699枚(11日時点) 先週 買越 165,736枚
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